ヴィデオドローム

Videodrome
1982年 カナダ 87分
rating 3.7 3.7
25 9

「ヴィデオドローム」とは

ポルノと暴力を売りにしているカナダのテレビ局社長(ジェームズ・ウッズ)の元に、ひょんなことから禁断のビデオテープが届けられる。それは、見続けると幻覚症状が起き、やがてはその人間の身体までをも変貌させてしまうという恐ろしいテープだった…。 デイヴィッド・クローネンバーグ監督の名を一躍有名にしたカルト作品。腹の中に拳銃を押し込んだり、モニターとデッキが呼応しあうかのように鼓動したりといった、彼独自の内臓感覚と、ビデオという1980年代ならではのテクノロジーを融合させた数々のグロテスクな幻想シーンが、いつしか観る者の精神まで惑わせていく。ストーリーを追うよりも、この目で体感していった方が得策といったジャンル映画の代表格。

「ヴィデオドローム」のスタッフ・キャスト

「ヴィデオドローム」の感想・評価・ネタバレ

  • potunen
    potunen 3 9月11日

    生理的に気持ち悪い(褒めてる)。現実と幻覚の境がどんどん曖昧になっていくにつれ、ストーリーも意味不明に。カルト的な人気爆発というのもよく分かる。時代を感じる逸品。

  • Pit7775Pit
    Pit7775Pit 3.5 2016年8月11日

    強烈過ぎる。トラウマ。問題作。 今の世の中ゲームなどで脳がおかしくなり現実かわからない事もある。ポケモンGOの誕生によりゲームが現実にもなった。さらに今年はバーチャルリアリティ元年でもあり、より現実とかけ離れようとしている。 80年代ではそれがビデオということで脳だけでなく体も変化するというのが今回の作品。 家のあらゆる物が擬人化し、それを壮大な音楽とともに女性の喘ぎ声も入っており不気味である。 観終わった後、あまりのやられた感にあっけにとられ固まってしまった。高評価したい所だが前半のセックスシーンや暴力シーンが個人的に観てられず観るのをやめようとしたのでちょっと下げます。

  • southpumpkin
    southpumpkin 5 2014年9月29日

    クローネンバーグの傑作。勇気を持って星5を捧げます。 古い作品ながらも、その気持ち悪さは過去の作品の追随を許しません。拳銃が手に刺さる辺りは「鉄男」がインスパイアされてる気がしますがどうでしょうか。個人的にお気に入りなのは、柔らかくなったテレビでしょうか。普段から堅いとの既成概念に囚われがちなものが歪むととても変な気分になります。 僕も完全に全てを理解したつもりは無いですが(登場人物の役割がいまいち・・・)しかし、この映画の恐怖などはなんとなくわかります。例えば、幼い頃にインターネットで見たグロテスクな画像が一生忘れられずトラウマになった場合、それがヴィデオドロームなのですよね?インターネットが浸透した現在ではより理解されやすい作品なのでは無いでしょうか。この作品が20年以上前に撮られていることに驚くばかりです。さらに公式に「リング」はこの映画に影響を受けていることが認められています。確かに形無きヴィデオドロームの具現化が貞子だと思えば納得だし、この映画の解釈のコツです。

関連する記事

「ヴィデオドローム」に関連する作品