荒野のストレンジャー

荒野のストレンジャー

High Plains Drifter
1973年製作 アメリカ 101分 1973年4月19日上映
rating 3.2 3.2
9 0

『荒野のストレンジャー』とは

クリント・イーストウッド監督第2作目にあたる異色の西部劇。自身も、主演として出演、町の護衛を任されるガンマンを演じている。映画は、謎の流れ者が訪れたことをきっかけに、西部の町の人々がパニックに巻き込まれてゆく様を描く。脚本は、『フレンチコネクション』でアカデミー脚本賞を獲得したほか、様々なドラマの原作や脚本も担当しているアーネスト・タイディマン。『恐怖のメロディ』や『ダーティハリー2』などでイーストウッドと組んだロバート・デイリーが製作にあたっている。

『荒野のストレンジャー』のあらすじ

鉱山で成り立っている町ラーゴに、ある日正体不明の流れ者が立ち寄る。彼は、酒の席で絡んできたならず者達をあっと言う間に撃ち殺してしまう。町の住人たちは流れ者を咎めもせず、おろおろするばかり。実は、殺されたのは、住人たちが雇った者たちだった。以前、町で捕縛して刑務所送りにした手のつけられない無法者たちがいた。彼らが出所して、この町に復讐しに来るのを怖れていたからである。町の保安官は、流れ者の腕を見込んで用心棒を頼む。流れ者は、「何でも自分の言うことを聞く」という条件で、護衛を引き受ける。だが、彼の出す命令は、住人たちの理解を越えたものばかりであった。

『荒野のストレンジャー』のスタッフ・キャスト

『荒野のストレンジャー』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2017年10月14日

    寂れた街に一人の男がやってくる。かつて刑務所に送った三人組からの報復に備えるため、男を雇うことになるが……。 と、ここまでは『荒野の七人』的とも言えるオーソドックスな西部劇ですが、イーストウッド演じる用心棒は傍若無人な要求を繰り返す。酒場の酒を適当に振る舞ったり、媚びへつらう男に市長と保安官の地位を与えたり、挙句の果にはレ○ブ紛いのことまで。この男の真意が見え映画は終わりますが、しかし共感はし辛い。ちょっぴりモヤモヤが残りますが、そのモヤモヤが意図されたものなのかどうなのか。若きイーストウッドが監督主演でここまでコントロールできていたのか否か。 最終的に『許されざる者』を撮り、西部劇を終わらせてしまったイーストウッドらしさはこの辺りから陸続きになっていたのだと考えると面白い。

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 3 2015年4月14日

    小国を捉え威張り散らすアメリカって裏読みも出来るけど なにがなんだか不思議で異色な作品、イーストウッド以外の登場人物が魅力不足なのが玉に傷ですが監督2作目でこの胸糞作品なイーストウッドのひねくれは評価したい。

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