華氏451

華氏451

Fahrenheit 451
1966年製作 イギリス 112分 1967年12月20日上映
rating 3.6 3.6
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『華氏451』とは

レイ・ブラッドベリーの原作小説を、『大人は判ってくれない』や『逃げ去る恋』など数々の名作を生み出したフランソワ・トリュフォー監督が映画化した作品。本を読むことが禁止された近未来の世界を描くSF映画。トリュフォー監督は、ジャン・ルイ・リシャールと共に脚本も手掛けている。 主演は『寒い国から帰ったスパイ』のオスカー・ヴェルナー。『ニューヨーク、アイラブユー』のジュリー・クリスティは二役を演じているほか、『マイ・レフトフット』のシリル・キューサックや、『ビッグ・ガン』のアントン・ディフリングなども出演している。

『華氏451』のあらすじ

近未来の世界が舞台。すべての情報はテレビを通して伝達されなければならず、読書は禁止されていた。消防士は本を探し出し、焼却するのが仕事であった。そんな中、消防士モンターグ(オスカー・ヴェルナー)は、ある日妻にそっくりの若い女クラリス(ジュリー・クリスティ)に出会う。彼女に本の素晴らしさを教えられたモンターグは、読書に没頭していく。そんなモンターグを見て、夫が読書をしていることを密告する妻リンダ(ジュリー・クリスティ・二役)。消防士として出動したモンターグが、到着したのは自宅だった。モンターグは、隊長に自分の本を焼き捨てるように命じられてしまう。

『華氏451』のスタッフ・キャスト

『華氏451』の感想・評価・ネタバレ

  • mince

    TVモニタが人を支配し読書が禁じられた時代。焚書課とも言える機関のファイヤーマンが黒い制服に身を包み真っ赤なファイヤーエンジンで焚書に走り回る毎日。ひとりの職員は盗み見た本で読書の楽しみを覚えてしまう「華氏451」13。ブラッドベリ原作とは趣きが異なるが切迫しているようでどこか牧歌的な雰囲気は出ている。

  • fmofmojimo
    fmofmojimo 4 2015年3月29日

    絶対起こり得ない未来だけど、規制が行きすぎると、近いことが起こり得る気がした。恐い。 本を暗記してでも残して伝えていく。人間の思想や文化にとって、それくらい大きな存在なんやと改めて思った。

  • tophelos
    tophelos 0 2015年2月24日

    2015/01/30 BS 原作レイ・ブラッドベリ、監督フランソワ・トリュフォーのSF映画。トリュフォー作品をほとんど観ていないのだが、彼にとっての唯一の「SF作品」であるらしい。書籍が禁じられたディストピア物語なのだが、後年影響を受けただろう作品はかなりの数あるのではないだろうか。あのSFガンアクション「ガン・カタ」で有名な「リベリオン」など、明らかに本作の影響を受けている。本作が描く未来社会は、時代的にちょうど70年大阪万博の頃のイメージに近く、劇中に登場する吊り下げ式のモノレールが見事なまでにレトロフューチャで素晴らしい。それにしても、ヒロイン役のジュリー・クリスティが二役だったと後で知って驚いた。

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