どですかでん

どですかでん

1970年製作 日本 126分 1970年10月31日上映
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『どですかでん』とは

日本映画界の巨匠・黒澤明監督による初めてのカラー映画作品。山本周五郎・著『季節のない街』を原作に、不倫、アルコール中毒、ホームレス、血縁関係の無い親子の姿など、貧しいスラム街に生きる人々と、電車ごっこに明け暮れる少年の日常を描いている。 実験的とも言える鮮やかな色彩と、淡々としたカメラワークが特徴的な作品で多方面から高い評価を得た。昭和45年度芸術祭優秀賞受賞、第44回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。「どですかでん」は、作中で主人公の六ちゃんが口にする、空想上の電車が走る音の擬音語。

『どですかでん』のあらすじ

スラム街に住む少年・六ちゃんは、六ちゃんにしか見えない路面電車を毎日運転し歩いている。六ちゃんは母親と二人暮らしだが、母親は知的発達に異常が見られる息子のことを思い悲しみに嘆く日々。 そんな二人が住むスラム街には、さまざまな問題を抱えた人々が住んでいる。顔面神経痛な主人と、近所でも悪評判ばかり唱えられる鬼嫁。互いの伴侶を交換した2組の夫婦。血の繋がらない5人の子どもを育てる父親。酒に溺れる旦那、過労に倒れる妻、旦那の子を孕ませられた妻の姪。 六ちゃんは、誰のためでもなく、今日もひたむきに誰にも見えない路面電車を走らせる。

『どですかでん』のスタッフ・キャスト

『どですかでん』の感想・評価・ネタバレ

  • Tetsuya  Tanoue
    Tetsuya Tanoue 4 2015年6月16日

    凄く面白いけど、万人受けしそうにないし、かと言ってサブカル好きな人にもお勧めでない映画というか。。。 ただ、これは見るべし。 好きか嫌いかはその人次第 世間でのこの映画の中途半端な評価はそういう特殊な映画だからです。 断じて駄作ではない!

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2014年12月17日

    山本周五郎の原作を何度も映画化するので自分も大好きな作家になりました、トラ トラ トラ事件で弱っていたのか いつもの強きで攻める黒澤明ではなく物足りなさはあるのだけど 失敗作と捨て置くには勿体ない味のある作品、どですかでん は電車のガタンゴトンの事です。 黒澤作品としては一番異色な作品かも、演出の鋭さは減ったけど捨て置けない魅力があります。

  • You Sugiyama
    You Sugiyama 5 2013年11月9日

    日本人が全員観るべき映画だと思った。

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