春との旅

春との旅

2010年製作 日本 134分 2010年5月22日上映
rating 3.6 3.6
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『春との旅』とは

祖父と孫娘の2人が身の置き場を求めて親類縁者を訪れ回る旅を通し、日本の無縁社会の現実と切実さを描いたヒューマンドラマ。監督はロカルノ国際映画祭で4つの賞を受賞し国際的評価を受けた『愛の予感』の小林政広。 主演は『切腹』でブルーリボン賞を受賞した仲代達矢が務め、徳永えり、大滝秀治、小林薫らが脇を固める。第70回毎日映画コンクール日本映画優秀賞が本作に贈られたほか、同コンクールスポニチグランプリ新人賞を徳永えりが受賞している。

『春との旅』のあらすじ

北海道で暮らす中井忠男は元漁師であり、足を悪くしてからは仕事を辞めて現在は無職の状態にあった。そんな忠男をたった1人の孫・春が支えるという生活を2人で送っていたが、春の勤め先の小学校が廃校となり、春もまた職を失ってしまう。 春はこの機会に東京へ出ることを決意するが、足を悪くし生計を立てることができない忠男を1人にする訳にはいかない。そこで忠男の身の置き場所を求めて2人で親類を訪ねる旅に出ることとなった。反りが合わず疎遠となっていた兄や弟に事情を話す忠男だったが、行く先々で口論となり、目を背けていた現実や兄弟関係と向き合わざるを得なくなる。 その様子を見ていた春は自分の軽はずみな提案を後悔し始めていた。とうとう行く当てがなくなった2人は途方に暮れるのだが、母と離婚し連絡を取ることもなかった父に、春が会いたいと言い出して……。

『春との旅』のスタッフ・キャスト

『春との旅』の感想・評価・ネタバレ

  • Yuzukappa
    Yuzukappa 4 2015年8月13日

    歩き方のみでその人の人生が伝わってくる。服装、髪型、食べ方、芝居を隅々まで気を配ることでワンカットにあまりにも多くの情報が、こめられている。 老人と孫のクリスマスキャロル的なロードムービー。かつ、話が進むにつれて二人の現在がなぜこうなったのかというサスペンスもうまく融合されている。そしてなんという堂々とした劇映画。人生とは辛いものだ。 一つ一つの感動度の高いシーンが続くのが好き嫌い。あと少しセリフでいいすぎたか、あと感情のつながりの部分で僕とは少しずれあり。イマジナリー越えと、姉の時グループカットなし。あと幕をあけるような窓の演出。 仲代たつやのことを憎む人と すくひと、そこに違和感。どこをどう憎み、好いていたのか、

  • zun

    2010年公開 小林政広原作脚本監督作品 北海道・宮城県オールロケ [BS録画]134分 2014年に私が観た映画ベスト5位

  • iii_beta

    く、暗い…。中盤のおじいちゃんの振る舞いにははらわたが煮え繰り返りそうやった。 レビュー見てると案外良いものが多かったけど、なかなかなかなかなか重たかった。 最後まで観てられたのは、主役が徳永えりちゃんやったからかなー。

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