母與女

母與女, LIFE WITH MOTHER
台湾
rating 3.5 3.5
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「母與女」の感想・評価・ネタバレ

  • changpian
    changpian 3.5 2012年11月6日

     久しぶりに台湾映画をDVDで鑑賞。1971年。母と娘の関係を描いたこの映画、どうまとめるのかと思ったが、「健康写実」路線の名手・李行監督だけに、最後はそつなくまとめた、という印象。  李湘演じる母親は、苦心してナイトクラブを経営。娘に父親は立派な船長だったと嘘をつき、悪事を働いて長年服役した父(歐威)の存在を隠していた。後に娘はこの父の存在を知るが、改心した歐威自身も、自分が父であることを否定し、娘はそれを信じる。  甄珍演じる娘は、手の付けられないような不良少女であったのに、後半から急に聞き分けのいい娘に変わる。前半も、単に「淘氣」(いたずらっ子)なのか、それともぐれているのかはっきりせず、人物造形の上でぶれがあるように思われる。  母親役の李湘は実際には甄珍と六歳しか離れていない(この時29歳)。彼女は二年後に宋存壽監督の『母親三十歲』(1973)でも母親役を演じる。一方、30歳そこそこだった柯俊雄、張美瑤夫妻も、この母親と同世代を演じている(柯は李と愛人関係を演じる)。二人は実生活でも前年に結婚したばかりだが、ここでは夫婦仲の良くない夫婦を演じている。  歌は、姚蘇蓉。ゲス・フーの「アメリカン・ウーマン」なども流れるが、おそらく許諾はとっていないだろう。

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