アニタ・ユンの恋はあせらず

年年有今日, I WILL WAIT FOR YOU
香港
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「アニタ・ユンの恋はあせらず」の感想・評価・ネタバレ

  • changpian
    changpian 4 2012年12月25日

     日本製VHSビデオで鑑賞。クリスマスに関連する映画を、と思ったが、あまり関係はないがとりあえずこれで。1964年から30年間の二人の男女の生きざまを描く。  それぞれ配偶者がいながら、毎年同じ日の同じ場所で会瀬を続ける二人(= アニタ・ユンとレオン・カーファイ)。そのきっかけとなる出来事、どうしてその様な関係になり、それを続けようと思うのか、いまいちはっきりしていないように思った(特にアニタ)。ただ、時代設定は細かい。全体のテーマソングのようにして使われるのが、A Little Bit Of Soap 、香港のビート・グループThe Fabulous Echoesの楽曲、そもそもはアメリカのThe Excitersなど様々なグループ・歌手に歌われた曲である(自分が最も親しみがあるのはイギリスのジョニー・キッド&パイレーツのバージョン)。  そういえば60年代を回顧する香港映画では必ず印象的なテーマソングがある。『玻璃の城』ではブラザーズ・フォアのTry to Remeber、『歲月神偷』ではモンキーズのI Wanna Be Freeなど。ここでも楽曲の使われ方は印象的である。  冒頭の60年代を演じるアニタ・ユンは特にキュート。だが、その後の各時代にもいろいろな事件が起き、面白い。呉君如や黄霑も客演して魅力的な演技を見せる。時代時代の政治や芸能界の出来事を伝えるニュース画像、時々わからないものがあるのは残念。