穴 (1960)

穴 (1960)

Le Trou
1960年製作 フランス 124分 1960年上映
rating 4.1 4.1
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『穴 (1960)』とは

堅牢な監獄から5人の服役囚が脱獄を図る一作。本作の原作は、ジョゼ・ジョヴァンニ自らの脱獄経験を元にして書いた同名小説、『Le Trou』。脱獄のためのトンネル掘りの道具、看守の動きを見張るための小道具の素朴な作りや、トンネル貫通までに様々な障害を乗り越える様が、全編につくりモノでない迫力と緊張感を醸し出しラストシーンまで観るものに息を付く間を与えない。主な出演者のジャン・ケロディ、フィリップ・ルロワ、ミシェル・コンスタンタンなどは、いずれも本作が映画初出演。ジャン・ケロディは実際の脱獄囚で、実名でそのまま出演している。ジャック・ベッケル監督の遺作でもある。

『穴 (1960)』のあらすじ

パリのサンテ監獄。その中でも警備が最も厳重な獄房の一室に四人の男が長年収監されていた。彼らの行末には重罪裁判所という末路が待つばかり。ロラン(ジャン・ケロディ)、ジェオ(ミシェル・コンスタンタン)、マニュ(フィリップ・ルロワ)、「神父」のあだ名を持つボスラン(レイモンド・ムーニエ)の4人は脱獄を決意した。そんな時に、新たにガスパル(マーク・ミシェル)が獄房に収監された。4人はガスパルを仲間とすべきか迷ったものの、最後にはガスパルにも計画を打ち明け、ガスパルを含めた5人で脱獄計画を実行することとなった。市街へ抜ける下水管までのトンネルが開通し、実行準備が整った、ところが実行予定日の昼間、ガスパルが看守長から呼び出しを受ける。計画が察知されたのか?ガスパルが口を割ったのか?4人はガスパルを問い詰めるが、彼は4人とともに脱獄する決意を打ち明け、4人もそれを受け入れる。その夜の脱出時刻。監獄内に警報が鳴り響き、獄房に看守たちが雪崩れ込んできた。やはりガスパルは……?

『穴 (1960)』のスタッフ・キャスト

『穴 (1960)』の感想・評価・ネタバレ

  • tomomi osaki
    tomomi osaki 5 2015年9月21日

    人間の真実を分かりやすく描いた作品でした。結局は信頼たる仲間より自分が可愛いという結論。どんなに人柄が良い人間でも人間は人間で、愚かなものにすぎないのだと。モノクロの音楽の無い映像が暗く冷たいコンクリの刑務所の空気感とコンクリの破壊音を際立たせ、緊迫した空気感が終始続く息を飲む作品でした。

  • Mamiko Suzuki
    Mamiko Suzuki 4 2015年1月18日

    昔の作品ってシンプルで面白い! ちょうどショーシャンクを観直した後だったので、雲泥の差がある獄中生活にビックリ!! 脱獄のドキドキ感というより、地道に床や壁を掘っていって、これでマジで外に出れるの!?的なドキュメント感にワクワクした。 ラストもいい!!!

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2014年12月27日

    脱獄の為にひたすら穴を掘り続けてる映画なのに えぇ~!!ってなるラストまで目が離せない超名作!ジャック ベッケル53才の病死は本当に悔やまれます。

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