上海13

上海灘十三太保
香港・台湾
rating 3.5 3.5
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「上海13」の感想・評価・ネタバレ

  • changpian
    changpian 3.5 2013年1月6日

     昨年末に日本で発売されたDVDで鑑賞。香港電影資料館のサイトでは「国語」となっているがDVDの音声では広東語である。中身は、江明演じる高先生が、汪兆銘政権の秘密文書を盗み出し、重慶側に届けようとする、というものだが。そのストーリーははほとんど意味をなさず、その高先生を殺そうとする悪役と、守ろうとする善玉が戦い合うシーンが延々と繰り広げられる。オムニバス形式で、次から次へとスターが登場しては死んでいく。ネット上の情報では、元はテレビドラマであったとするものもあるが、これだけの映画スターが当時テレビに出ただろうか。  この映画は張徹監督の晩年の監督作品で、総決算的な意味合いもあり、彼の教え子が次から次へと登場する。格の違いにより、善玉、悪玉に分けられているようなところもあるw ジミー王羽先生、陳観泰はほとんど無傷。狄龍は激しい戦いの末生き残るが、あとはほとんど死んでしまう。姜大衛と狄龍の共演シーンを見てみたかったと思うのは自分だけだろうか。でも狄龍が全く帽子を脱がないのは、気にしていたのかな。姜大衛もちょっと怪しい、と思ったりして。  あ、忘れていはいけない。若き日のアンディ・ラウも出演。若いのに、善玉の役に抜擢され、しかも一人だけ彼女とラブラブな役。アクションのキレは他の人に比べたら…、と言うところもあるが、この頃から存在感はさすがだ。  張徹監督、『十三太保 』という映画も1970年に撮っていて、一部キャストは共通するのだが、内容に関連があったかどうかは思い出せない。まあ、ストーリーはともかく、アクションとオールスターキャストを堪能すべき映画だろう。武術のできない偉いさんをみんなで協力して守る、という設定は、『孫文の義士団』(十月囲城)に受け継がれているということもできる。

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