燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘

打擂台
香港
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「燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘」のスタッフ・キャスト

「燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘」の感想・評価・ネタバレ

  • changpian
    changpian 4 2013年1月15日

     シネマート心斎橋で鑑賞。これまた2010年の香港映画がようやく日本でも公開されたもの。郭子健と鄭思傑の脚本・監督。すでに香港製DVDで鑑賞していて、二度目の鑑賞になる。  内容については、今さら記すまでもないが、古いカンフー映画への愛が充満したフィルムである。陳観泰と梁小龍ブルース・リャンのカンフースターを善玉に配し、悪玉には「五毒」の一人、羅莽や陳恵敏が出演。そしてミュージシャンとしてのみならず俳優としても魅力を発揮し続けているテディ・ロビンが陳観泰・梁小龍の師匠役で出演している。あえてチープなテイストにしているところは、かつての「粤語長片」の武侠ものなどを想起させられる。その一方で、陳観泰主演の『成記茶楼』など、ショウ・ブラザーズの国語片に対するオマージュも見られる。道場の名前、テディ・ロビンが演じる師匠の名前を取って、「羅新門」と名付けられているが、これはブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』の原題『精武門』を想起させられると同時に、もしかすると「羅生門」にひっかけたダジャレでもあるのだろうか。  テディ・ロビン、やっぱりうまい。若い女性に目がないなど、コミカルな面も見せながら、武術の奥義を次世代に伝えようとする師匠を見事に演じている。  今回見なおして、黄又南演じる主人公が北京大学と清華大学のTシャツを交互に着ていたのに気づいた。何か意味があるのだろうか。実際に大陸出身の女優である賈暁晨は、夏休みだけ母の故郷の香港に上海からやってきているという設定。純香港的な映画にしては大陸の影が感じられるのも、時代の必然だろうか。  アメリカ生まれのラッパーMC Jinこと歐陽靖の演技もなかなかよかったことも最後に付け加えておきたい。

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