
『ゴジラ (1954)』とは
特撮怪獣映画「ゴジラ」シリーズの第一作目。怪獣映画と社会問題を扱った本作は大ヒット映画となり、当時国民の10人に1人は見たと言われるほどの興行成績を記録した。なお、1954年3月ビキニ環礁でアメリカ軍による水爆実験が行われ、日本のマグロ漁船第五福竜丸が被爆した事件に着想を得て、本作の企画が立てられた。監督は怪獣映画の第一人者本田猪四郎。山根博士役には『男はつらいよ』の志村喬が出演している。
『ゴジラ (1954)』のあらすじ
太平洋北緯二十四度、東経百四十一度、小笠原諸島近海で貨物船が「栄光丸」が沈没してしまう。原因は不明。それを救助に向かった「備後丸」も同様に沈没してしまう。新聞記者の萩原は早速この事件を取材するために救出された生存者に会うため大戸島に向かう。その生存者政治は「巨大な怪獣」に船を沈められたと証言するが、もちろん誰も信じない。しかし、長老だけは、その「巨大な怪獣」は昔から言い伝えられている伝説の怪物「ゴジラ」で、近年の不漁も「ゴジラ」が魚を食い荒らしているせいだという。そして魚がなくなれば、「ゴジラ」は陸に上がり、人間を食うのだという。ある暴風雨の夜、ついに長老の話は現実のものとなる。
『ゴジラ (1954)』のスタッフ・キャスト
『ゴジラ (1954)』の感想・評価・ネタバレ
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敗戦後の10年立たないうちにコレが撮られてるという事実にまず驚き。手作り感が気になるが、すべての原点であるということ、溢れるアイデア、お話の深さ、女優さんの美人さに感服いたしました。
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すげー、1954年にこれか。迫力はもちろん、こんなに熱いメッセージも!という感じ。この頃の映画の方が最近のものより、何か自由な空気を感じる。
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ただの怪獣映画ではありません すべての怪獣映画の原点だと思います
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