狂った果実

狂った果実

1956年製作 日本 86分 1956年7月12日上映
rating 3.3 3.3
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『狂った果実』とは

原作は後の東京都知事石原慎太郎。大人に反発する若者を描いた『太陽の季節』の姉妹篇。主演は昭和の大俳優石原裕次郎。本作品の映画化は裕次郎を主演にすることを条件に慎太郎が承諾したと言われている。裕次郎にとっては本作品が実質的なデビュー作品となり、この作品の大ヒットで一躍スターとなる。また相手役を務めた北原三枝とも本作品が初共演。後に大恋愛の末結婚する二人の出会いの作品ともなった。慎太郎の弟役で、これまた昭和の名俳優津川雅彦も出演している。原作者の慎太郎自身も学生役で出演している。

『狂った果実』のあらすじ

夏の逗子海岸。鎌倉に住む二人の兄弟が駅に降り立つ。一人は不良っぽい雰囲気を持つ太陽族の兄夏久。対してすらっとした手足を持つまだあどけなさの残る弟春次。女性に対しても経験が浅くうぶな高校生だ。そんな春次は駅ですれ違った女性の瞳に一瞬で目を奪われてしまう。どきどきしている弟を連れ、夏久は悪友たちがたむろする友人、平沢の家に行く。そこで一週間後ダンスパーティを開き、同伴した女性の美しさを競う、という話になる。春次は水上スキーをしているところ、駅であった女性に再会する。彼女の名前は恵梨。春次はダンスパーティに恵梨を誘う。パーティの夜、カクテルドレスに身を包んだ恵梨の美しさに周りは圧倒される。

『狂った果実』のスタッフ・キャスト

『狂った果実』の感想・評価・ネタバレ

  • mince

    バイブがひょんなことで意思を持ってしまい愛を求め嫉妬に狂う物語。岡田眞澄北原三枝が魅力的、仏映画のように映える鎌倉の白黒画面。愛憎劇なのに肉欲が具体的に描かれないとこがまた良い。ラストもいい。記憶に残る映画。70年以降邦画やたら脱いでばっかで嫌や。”狂った果実”ツカにて。2013年10月17日

  • tmmyon

    若き津川雅彦はイケメンだったんですね。 内容は完全にサスペンス、愛憎劇。

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