第9地区

第9地区

DISTRICT 9
2009年製作 アメリカ・ニュージーランド 111分 2010年4月10日上映
rating 3.3 3.3
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『第9地区』とは

突如飛来したUFOから降り立つ異星人を「難民」として受け入れ隔離するうちに起こる異星間の軋轢をドキュメンタリー調で描写していく異色のSF映画。本作は南アフリカのニール・ブロムカンプ監督が自作の短編として制作した『Alive in Joburg』を長編としてリメイクしたもの。ブロム監督は本作の脚本も手がけている。 主演を務めるシャールト・コプリーは本作が代表作でもあり、台詞を全て即興でこなしたという。第82回アカデミー賞や第67回ゴールデングローブ賞では受賞には至らなかったものの、脚本や視覚効果等が評価され、複数の部門でノミネートされた。

『第9地区』のあらすじ

1982年の南アフリカ共和国。突如飛来した巨大なUFOは首都にいつまでも影を落としている。対応に追われたアフリカ政府が調査を行った結果、衰弱した異星人の難民であったことが分かる。彼らを受け入れざるを得なかった政府は、ヨハネスブルグの第9地区を異星人の居住区と定め隔離した。 しかし、グロテスクな見た目や全く通じない言葉、そして野蛮な態度の異星人は地球人から疎んじられ、日に日に軋轢は大きくなっていく。異星人たちを持て余した政府は民間企業のマルチ・ナショナル・ユナイテッド社(MNU)に管理を委託するも、第9地区はずるずるとスラム化していくばかりであった。政府は遂に、異星人を更に劣悪な環境である第10地区に移そうとするが……。

『第9地区』のスタッフ・キャスト

『第9地区』の感想・評価・ネタバレ

  • えくえあ
    えくえあ 4 2017年8月10日

    地球に突如やってきたエイリアンと彼らを隔離した第9地区を舞台に排他的で傲慢な人間の姿をドキュメンタリー風に描き出すなかなか奇妙な作品 異質なもの、さらにいえば弱者を前にした時の人間の傲慢さや愚かさを露骨に描き、主人公もどうしようもないやつで、ここまでされると見ていて気持ち悪くなってくるほど さらにそんな人間の本質だけでなく、差別や貧困といった社会的背景から社会的な利益、個人的な利権や立場、そして自分の命惜しさというさまざまな問題すべてに焦点が当たるようになっているのはすごいですね ドキュメンタリー風の演出もリアリティを後押ししてくれるし本当によくできている、驚きました 他にも記録映像風とかアクションカムとかカメラワークも工夫されていて素敵 エイリアンの飛来というテーマだけでここまで深く描くとはとんでもないSF作品です

  • You_nyaa

    人間のクズさがすごい。エイリアンはあの親子にフォーカス当ててるから良く見えるけどその他がなあ。でもそんな性格にさせたのは人間側ですし…うーん。 主人公はほんとにダメだけどあの親子はほんとに愛おしい。 ラストもすごい好き。

  • 生麦太郎
    生麦太郎 5 2016年8月15日

    大好き‼︎

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