
『ブリーダー』のスタッフ・キャスト
『ブリーダー』の感想・評価・ネタバレ
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ビデオレンタル屋で働く男、とその親友。親友の彼女が妊娠した…。 レフンが『プッシャー』の直後に『プッシャー』の俳優たちで撮った本作。マッツ演じる主人公の映画オタクとその友人のパートは毛色が全く異なります。時々四人で映画を見ているくらいしか接点がない。友人は友人で彼女とうまくいかない話をやるし、マッツは女の子をデートに誘おうとドギマギします。途中登場人物が映画を見ている最中、親友がが銃を手に親友の義弟を狙うシーンがありますが、この映画のポイントはそこかと。マッツの目線から見れば、親友の身に降りかかる出来事はまるで映画の中の話と言えます。映画内映画を、映画と同じ階層でやってしまうということなのかな。ちょっと変な感じですが、そうでもしないとこの映画の意味がわからない。 マッツ演じる映画オタクの冒頭のセリフがよかった。ずらずらと映画監督の名前を言うシーン。映画オタクが映画の話をする時に早口になるのは万国共通なんですね。
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トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2013にて「Fear X」と併せて鑑賞。こちらは気にいって2回も観に行ってしまいました! 妻の妊娠をきっかけに暴力願望が抑えられないレオと映画マニアのビデオショップの店員レ二ーの恋模様が対照的。赤の色遣いや演出は真似したくなる程スタイリッシュでお洒落。 個人的ベストは、ビデオショップ店員のレ二ーが古今東西の有名な映画監督の名前を次々と挙げていく冒頭シーン。ちょっと日本語の字幕に不満アリでしたが、映画好きにはたまりませんw
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#025 トーキョー・ノーザンライツ・フェス・2013、昨年の『Drive』が好評だったニコラス・ウィンディング・レフン監督作。『プッシャー』のシリーズと並んで、やはりこの人の作品のスタイリッシュさに惹かれます。ヴァイオレンスとロマンスの絶妙な混ざり具合はこの人の手腕の見所の一つ。今作も最高でありました(^^)
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