神秘的旅伴

神秘的旅伴
中国
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「神秘的旅伴」の感想・評価・ネタバレ

  • changpian
    changpian 4 2013年2月21日

     1955年。昨日に続き、雲南を舞台にした反特片(スパイ映画)を中国産DVDで。昨日書き忘れたが、昨日の『山間鈴響馬帮来』の原作・脚本、そしてこの『神秘的旅伴』の原作は共に(後に『苦恋』事件で批判される)白樺。学部生時代、会った(見たという方が正しいが)ことがある。どちらも彼が軍とともに雲南に滞在し取材したもの。  こちらはストーリーは単純で、敵側(国民党=アメリカ)のスパイが共産党の目をかいくぐり武器を運ぼうとし、共産党側と共にお互いに身分を隠しながら道中を共にし、最後には捕まる、というストーリー。敵のスパイだった外人神父も最後にはお縄にかかり、めでたしめでたし。それと同時に、『山間鈴響馬帮来』と同様、ラブストーリーも。敵に人夫として雇われた彝族の少女と、共産党側の青年が恋に落ち、結ばれる。会ったばかりで求婚とは早いのではないか、とも思うが、まあ少数民族だから、とオリエンタリズム的視線がここでも投げかけられていたのだろう。  ヒロインの王暁棠はこれがデビュー作、美しい。この後やはり雲南スパイものの『邊塞烽火』でヒロインを演じた後、別のスパイ映画『英雄虎膽』で敵の女スパイを演じ、『山間鈴響馬帮来』の主役、于洋と共演し、人気を博す。スパイものと切っても切れない縁があったようである。  エンターテイメントとしてもそれなりに楽しめる映画である。『山間鈴響馬帮来』と比べても、ハラハラする場面がそれなりにあった。