きっと、うまくいく
きっと、うまくいく
3Idiots
2009年製作 インド 170分 2013年5月18日上映
rating 4.3 4.3
555 183

『きっと、うまくいく』のmazdaの感想・評価・ネタバレ

mazda

約3時間もあるインド映画。 観たかった作品だったけど長いというのを理由に、ついつい後回しにしてしまっていてもっと早くみとけばよかったなあとさえ思える。 コメディベースなのに大事なことをたくさん伝えてくれるから映画として単純にたのしめるけど深くて、けれどわかりやすく教えてくれる。 教えてくれた大切なことはたくさんあるけれどとくに強く印象に残ったのが評価のはなし。 私は中高の6年間、点数と順位のない学校にいて、そして今もこれからもそれと対照的な環境にいる。 点数と順位のない学校という名前だけで中身も知らないくせに薄っぺらい判断をする人にたくさん会ったし学校で習うことやテストにでることは何でも知ってるのに社会で何が起きてるかを全然知らない人にもたくさん会った。 人は何でも目に見える安心や確証を欲しがるから、数字とか肩書きにこだわる。 テレビや偉い人が言ってることをあっさり鵜呑みにするのも同じだろう。 結果を求めれば求めるほど得たものは形だけであり、やりたいことへの追求や努力を重ねれば形なんて形成されていくし、その形成されるまでのプロセスに多くの得るものがある。 もちろん競う事も上を目指す事も比較も必要だし順位があるから得る事もある だけどそこに重点をおくべきではないと思うし周りと比べないと自分の力がわからないようじゃ自分がないも同然と思ってしまう 大富豪の都落ちじゃないけど、肩書きにこだわり続けるとさがった瞬間に肩書きが全てだからなにも持っていないことになってしまうし、そっから先も永遠に名前にこだわり続けなければはらない。勝ちでも負けでも上でも下でも得ていないことなんてありえないのに。 主人公ランチョーはやりたいことを熱心に熱心にやっていただけで結果にこだわらないのに結果もちゃんとだすからものすごくかっこいい。 すぐに結果のでなかった周りだって最下位をとろうと、学校にいけなかろうと、ランチョーと共に過ごしたことで勉強では得れないことを得た。 そしてそんな学校時代のプロセスがあって成功者になっている。 そしてそんな話を重くならずに観る側に楽しさを与えながら伝えてくれる 気にしていた3時間なんて正直一度も気にならなくて夢中になる面白さ。 これはどの国の人がみても傑作と言われるだろうけど良くも悪くも真面目の多い日本人にはかなり響くんだろう。 とってもよかったけど内容が内容だから星評価はしたくないなと思う作品です。