
『カルテット!人生のオペラハウス』とは
引退した音楽家たちの老人ホームを舞台に笑いと感動を描いた名優ダスティン・ホフマンの初監督作品。ドキュメンタリー映画『トスカの接吻(1984年)』を基に、ロナルド・ハーウッドが脚本を書いた舞台『想い出のカルテット~もう一度唄わせて~』が原作であり、本作の脚本もハーウッド自身が担当している。出演は近年『ハリー・ポッター』シリーズやテレビドラマ『ダウントン・アビー』でお馴染みの大女優マギー・スミス、『長距離ランナーの孤独(1962年)』『ドクトル・ジバゴ(1965年)』のトム・コートネイ、『処刑人』シリーズのビリー・コノリーなど。本作に登場する「ビーチャム・ハウス」のモデルは、19世紀イタリア・ロマン派の作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが実際に建設した「音楽家のための憩いの家」である。
『カルテット!人生のオペラハウス』のあらすじ
いつも音楽で溢れている「ビーチャム・ハウス」、そこは引退した音楽家たちが余生を送る老人ホームだが、経営難のため存続の危機に瀕しており、救済コンサートの準備が始まっていた。若者たちへの音楽普及に熱心なレジー(トム・コートネイ)、痴ほう症が始まっているシシー(ポーリーン・コリンズ)、女好きのウィルフ(ビリー・コノリー)はかつてのカルテット仲間。そこにもう一人の仲間であり、野心と我侭でみんなを苦しめ決別したプリマドンナ歌手のジーン(マギー・スミス)が入居してくる。どうにも心穏やかでない3人だったが、コンサートを成功させるには伝説のカルテット復活が必須。しかしジーンは昔のように声が出ないことからそれを拒否、世間体を気にする彼女へ「俺たちのファンはもう死んでるさ」などと説得を試みるが……。
『カルテット!人生のオペラハウス』のスタッフ・キャスト
『カルテット!人生のオペラハウス』の感想・評価・ネタバレ
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チャーミングなご老人達の甘酸っぱかったり必死だったり現実だったりを、オペラとともに奏でた素敵な作品。
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マクゴナガル先生とダンブルドア先生が出ててびっくりした笑。老人ホームで歌ったり演奏したり楽しそう!
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うーーーん、これお金払ってまではみたくないかな
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