
『はじまりのみち』とは
日本を代表する映画監督の木下惠介生誕100年プロジェクト作品として製作された。木下が経験した第二次世界大戦中の実話を基に描いたヒューマンドラマ。監督には、アニメ監督として活躍する映画クレヨンしんちゃんシリーズの原恵一を抜擢。原にとって、初めての実写映画監督作品となる。作品としては、第5回TAMA映画賞・特別賞を受賞し、田中裕子は第87回キネマ旬報ベストテン・助演女優賞を受賞した。 主演は『それでもボクはやってない』(2007年)の加瀬亮。そして、田中裕子、ユースケ・サンタマリア、濱田岳らを共演に迎えた。
『はじまりのみち』のあらすじ
1945年、太平洋戦争下の日本。監督木下惠介(加瀬亮)が所属する映画界では、陸軍省から戦意高揚の為に映画の製作依頼があった。ところが、彼が1944年に監督した『陸軍』に対して、最後のシーンが女々しいと当局よりクレームを受け、それ以降の映画製作が出来なくなってしまったのだ。落ち込む惠介は会社に辞表を出し、郷里の浜松へと戻ることにした。 一方、実家は空襲に会い、惠介の母・たま(田中裕子)は郊外で療養していた。そんな中、悪化する空襲の為に木下家では母をより安全な所へと疎開させようという案が出た。しかし、疎開先まで険しい峠道もあり、家族からは心配する声を上がるのだが決行することに。そして、惠介は母と身荷物をリヤカーの荷台に乗せ、雇った便利屋さん(濱田岳)と兄・敏三(ユースケ・サンタマリア)の3人で疎開先がある過酷な山に向かうのであった……。
『はじまりのみち』のスタッフ・キャスト
『はじまりのみち』の感想・評価・ネタバレ
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2016.01.18鑑賞
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ロングショットの多用がすごく印象的 音楽がすばらしい お母さんの演技が神 加瀬亮の演技は微妙だけど泣き演技は神 便利屋が軍服で泣いてくれたよってシーンでもらい泣きした
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泣いた
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