世界大戦争

世界大戦争

1961年製作 日本 110分 1961年10月8日上映
rating 4 4
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『世界大戦争』とは

連邦国と同盟国の間で起こった世界戦争を、平凡な小市民の人々の目を通して描くSF反戦映画。監督は「社長」シリーズ(1958年~1970年)の松林宗恵が務める。脚本は『日本誕生』(1959年)の八住利雄と『大阪城物語』(1961年)の木村武の共同執筆。そして、撮影は西垣六郎が担当し、特撮部門は『モスラ』(1961年)の円谷英二が監督した。 主演は「駅前」シリーズのフランキー堺が演じ、『永遠の人』(1961年)の音羽信子、『大坂城物語』(1961年)の星由里子、「ゴジラ」シリーズの宝田明らが出演。

『世界大戦争』のあらすじ

舞台は、終戦から16年経ち復興した日本。世界各地では、侵略と争いが連鎖し核戦争がいつ始まってもおかしくない状態であった。アメリカ・プレス・クラブの運転手である田村茂吉(フランキー堺)は家族の為に一生懸命に働いている。そして、彼の娘・冴子(星由里子)には通信技師である高野(宝田明)という結婚を控え婚約者がいた。 一方、世界では連邦国の潜水艦が同盟国の軍事演習エリアに侵入したことをきっかけに、状況は更に緊迫。日本では国民たちも不安に襲われた。そして、日本政府の世界への平和と停戦の呼びかけも虚しく、同盟国は原子爆弾を日本へ向けて発射。逃げ惑う人々で大混乱の中、田村家では最後の晩餐を行うのであった......。

『世界大戦争』のスタッフ・キャスト

『世界大戦争』の感想・評価・ネタバレ

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2014年7月30日

    当時は世界的な核戦争がいつ起きてもおかしくない時代、ゴジラ、いきものの記録、博士の異常な愛情、未知への飛行、渚にて、猿の惑星、など行き過ぎた核開発を危惧する傑作が作られました、この映画もその流れで作られた傑作 だけど何故か余り知られていないような気がします、レンタルで見つけたら是非見て欲しい❗

  • cla_sta

    中終盤までの緊迫感と、そこからの厭世感がすごい。タイトルから感じる派手さではなく、静かな中の不安をよく感じられた。

  • okdkstmp
    okdkstmp 4 2013年7月2日

    1961年公開の東宝の特撮SF映画。 なにぶん古い映画ゆえか、雑な作りや強引な展開はあるものの、次第に切なさや虚しさが高まっていく。そして核爆弾使用による第三次世界大戦勃発。市井に生きる人々はかくも無力なのか、と。観終わって調べてみれば、この映画の根底のテーマは仏教における「無常」観だそうだ。なるほど納得。 宝田明の男前ぶりや星由里子の美しさに感心するも、やはりフランキー堺の演技が素晴らしい。胸を打たれること必至。

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