ジンジャーの朝  さよなら、わたしが愛した世界
ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界
GINGER&ROSA
イギリス・デンマーク・カナダ・クロアチア 2013年8月31日上映
rating 3.6 3.6
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『ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2016年2月12日

    キューバ危機に揺れる62年の英国。エル・ファニングの燃えるよなジンジャーヘアに深い緑。デモにジャズ。この時代背景やムードが充満した画面がたまらない。世界の終わりは子供時代の終わり。惨めで不幸な母を否定して、世界を救おうと背伸びして、あっという間に離れていく親友との距離。中途半端に賢くて、傲慢で愚かで不安な10代がよくわかる。彼女と親友が家庭環境の違いでこうなるのもすごくわかるから切ない。 少女の危うい尊大さは彼女自身を傷つけるものとして描かれるのが多いけど(それが美化されるけど)、むしろ傷だらけで壊れてしまうのは周囲の大事な人々。そこが女性監督サリー・ポッター故かも。勿論ジンジャーはやがて破壊される未来を何より恐れているのだが、自らの手でそうしなければならない。現実では核戦争は回避されるが、ジンジャーの内なる起爆スイッチによってそれまでの世界は失われる。救おうとして壊す、社会も大人も子供も残酷なのだ。但し新しい世界が生まれようとする、どこか甘美な残酷さ。父親はクズだけど。 遠近感の絵画的構図、エルちゃんと同じ赤毛のクリスティーナ・ヘンドリクスがとても美しくて、ティモシー・スポール&オリバー・プラットのカップルも素敵だった。

  • manikademonika
    manikademonika 0 2016年1月22日

    頭いたくなった。 くっそ腹立った。 普通 にしばられなくていい、 けど、人傷つけたらだめだ。 人生のもどかしい、なんで、なんで、 がたくさんでてきた。 人を好きな気持ち、好きでいたい気持ちって、素敵なのに、自分をボロボロにする強力さもある。 本当に愛してくれてるのは誰なのか、わかるようになりたいやね。

  • ごとー
    ごとー 0 2016年1月19日

    2016/01/19 ジャズが心地よい。核爆弾の反対運動に傾倒していたけどそれがローザだったり父親だったりに対する反抗?からだったとか泣ける…。エルファニングってわからなかったけどかわいいな。

  • えいじ
    えいじ 4 2015年1月11日

    “さよなら、わたしが愛した世界”が気になりレンタルしてみると冒頭で広島の原子爆弾のシーン、既に引き込まれてしまいました。気づけばにぎりコブシを作ってた。 二人が初め核兵器の反対運動に興味を持ったのは生きづらい世の中に何か意義を見出したかったのかなと思った。ただローザにはローランドという新しい世界(最低の)ができ、ジンジャーにとっての世界(ローザとローランド)が壊れていく。 最後の許すに辿りつくのは自分は違う世界で生きるという意思だと思ったんだけどどうだろう...ジンジャーの将来どう生きるにか気になる。 ただ、無理に大人になろうとしていたジンジャーは大人にならざる得なかったのは確かで...

  • Y.Yamaguchi
    Y.Yamaguchi 2 2014年12月26日

    2014.12.24

  • マツコはご機嫌ななめ
    マツコはご機嫌ななめ 0 2014年11月11日

    葛藤。無垢で純真で年頃な女の子が、成長して大人になるというより虚しさの中に悟りを開いていくような。親友とは何なのか、母親とは何なのか、父親とは何なのか、世界とは、政治とは、平和とは、生きるとは、何なのか。感情移入しすぎると本当にどうしようもない気持ちになります。いい感じに報われない。すごく好きです。

  • ま

    ジェーンカンピオン エルファニング

  • Moto Ishiduka
    Moto Ishiduka 5 2014年8月24日

    すごく苦しくて一緒に息ができなくなってく映画だった。彼女の苦しさがすごく伝わってきた。詩人になりたいジンジャーが言葉を大切にしていることも含めた上で、両親の別居、哀れな母親、そして味方だとおもっていた父親と親友がセックスをすること、まだ大人になり切れていない彼女の中で全てを理解し消化することはできなかった。たとえ詩で書きとめたとしても。後半に連れて彼女の口から多く出てくる"核兵器の爆発"は彼女自身の崩壊の隠喩なのではないだろうか。 彼女が誰を、いつ、許すのか、最後までみて考えていただきたい。

  • 鯛のお造り
    鯛のお造り 5 2014年7月13日

    あああ苦しくて痛くなる映画だった 産まれたときからずーっと一緒の親友ローザが、自分のお父さんとの恋に溺れて行く話…って書いてしまうとあまりにも単純すぎる 自分が今まで守ってきた大切な「世界」がどんどん壊れていくのをジンジャーは反核運動に参加することで食い止めようとするんだけど、本当の本当に守りたかったのは自分の周りの人々との関係から生まれる「世界」で、それが見ていてもどかしくて苦しい 大人になるにはきっと、たくさんの自分の世界の崩壊を受け入れなくちゃいけない それが怖くて少女のまま繭にこもって世界を守ろうとするジンジャーと、少女であることを持て余して早く大人になろうとするローザ、生まれながらの親友二人が微妙にすれ違っていく様子も短い映画のわりにとても丁寧に描かれてると思う 明るい気分にはならないけど、好きな作品

  • さくら
    さくら 3 2014年6月12日

    #eiga #movie 自分の世界の中心だったものが、いつの日か自分を苦しめる存在になっていて悲しかった。もちろん興味が無いとまでは言わないけど、核戦争は、我慢強いと思われているジンジャーが堂々と反論できるもののよう。本当に食い止めたかったのはもっと身近なものだよね?詩で現実から逃げたふりをして、隠れて涙を流すジンジャーが痛々しい。でも書くことで自分を取り戻そうとするのはわかる気がする。世界へのジンジャーの目は変わってしまった。ローザもまた、男の人にもたれかかることで世界から逃げていたのだろう。繊細なふたりが将来温かい家庭を築けるといいな。

  • Natumi Kojima
    Natumi Kojima 3 2014年6月5日

    純粋な頃の友情って残酷だな。そして少女にありがちな思い上がりを見てると、成長なんてしたくないなって思った。 女同士の絡みは、自分の事を思い出すから辛い。

  • Koki Okazaki
    Koki Okazaki 3 2014年3月25日

    エルファニング

  • senceofwonder
    senceofwonder 4 2014年3月23日

    シュタイフのテディベア 少女の横顔 青い瞳と赤毛 核 太った鼠男 心地いい音楽のような T.Sエリオット a kind lost forever?

  • K

    出る場所出る場所の朽ちてる感じが好きだった あと広い場所とか でも自分の友達が自分の父親とできてたらほんと死にたいとおもうわ

  • カーチャック
    カーチャック 0 2014年3月1日

    幼なじみの女の子二人の成長物語。エルファニングもsomewhereのときよりだいぶ大人びてる

  • ゆう

    頭の悪い自分にはわかんなかった。 ちょっと経ってから他の人のレビューを見て自分なりの意味を捉えました。 まず、主要になる登場人物がほとんど好感を持てなかった。 唯一ジンジャーの母は好きかなと思ったけどラストでちょっと変わりましたね。 サブタイトルの「さよなら私の愛した世界」にあるように「これを言ったら私の世界が壊れる!」はとても印象的でした。←見終わってから気づいたけど ジンジャーの気持ちがわかるようでわからない。 自分の思う世界には戦争や核の心配はしなくて良くて、だからあぁいう行動に走るけど急に大人に背伸びしたから結局子供染みた考えとなっていて、、、 というところ。わかりたくないのかもしれないけど。 でも、最後のポエムを読んでる辺り、捉え方は色々あると思うけど、僕はあそこは凄く子供っぽく感じられて"許して"しまい、結局はジンジャーの愛する世界が再構築され、 こんにちは私の愛した世界 になってしまうんじゃないかなーという気持ちになった。 にしても、ローザとパパがとにかく嫌いだった笑

  • 田辺大樹
    田辺大樹 4 2014年2月14日

    とても面白かった!世間知らずで無知な少女が「子どものままでは生きていけない、大人にならなければ」と、子どもであることを言い訳にせず大人になろうともがく姿がとても良かった。60年代の時代背景とジャズも手伝っておしゃれな雰囲気。好きな映画でした、おすすめです。

  • Ryohei Shiota
    Ryohei Shiota 2 2014年2月13日

    女の子特有の同調癖がどうも苦手です。 映像は綺麗ですが、ほとんどの役に嫌悪感を抱きました。 うーん…。

  • えりこ
    えりこ 4 2014年2月7日

    儚くて 切なくて 一瞬で消えちゃう シャボン玉みたいな映画でした

  • podima_hattaya
    podima_hattaya 3 2014年2月3日

    私達の成長と共に選択肢というものは増えていく。 私達が選択する、信じるべき物、私達によって見られている世界、その世界との繋がり方、正しいこと、間違っていること、今日着る洋服。 しかし、自分の選択したはずの信じるべき物とは、それ自身によって、容易く裏切られるものである。 その時、私達は自らの信念を疑うのだろうか。 本作の主人公である、ジンジャーという少女は非常にイノセントに、真っ直ぐ世界と対峙している。 その世界から裏切られた時の、彼女の台詞がとても印象的だった。「これを言ってしまったら、私の世界が爆発してしまう」 みずみずしい映像、躍動的なカメラワーク、そして純粋さゆえに世界に戸惑うジンジャーを生き生きと演じたエル・ファニングが素晴らしい。