秦香蓮

秦香蓮
香港
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「秦香蓮」の感想・評価・ネタバレ

  • changpian
    changpian 4 2013年9月11日

    台湾製DVDで鑑賞。1963年、李麗華、厳俊夫妻の香港黄梅調映画だが、その製作背景とキャストは不思議なところがある。制作会社はキャセイ(國際電影懋業有限公司)かと思いきや、國泰電影製片公司とのクレジット。國際電影懋業有限公司が1965年に改組された後の國泰機構(香港)有限公司とも微妙に異なる。香港電影資料館のデータベースでは、國泰電影製片公司は7本の映画を撮っており、全てが厳俊がらみ。つまりこれは厳俊がキャセイ傘下で映画を撮るときに使った会社名ということだろう(張徹が後に邵氏傘下で映画を撮った時の長弓のようなもの?)。  本作では、キャストもキャセイの馴染みの顔ぶれはほとんど使われていないのも不思議だ。デブっちょ役も、劉恩甲ではなく尤光照が起用されている。それと特筆すべきは、粤劇~広東語映画界から、鳳凰女と梁醒波が起用されていること。鳳凰女にとっては唯一の国語映画となるようだ。それから、李麗華=秦香蓮の息子役としてずっと出演している陳元樓。これはなんと後の大スター、成龍ジャッキー・チェンなのだ!彼の映画本格デビュー作ということになる。  ストーリーは伝統演劇ではお馴染みの『包公案』もの。だがしっかり作りこまれていて飽きさせない。当時流行の黄梅調映画だが、李麗華は自分では歌わず吹き替え。音楽担当は姚敏。香港の国語流行歌をリードした彼も、この時期にはいくつかこのような典型的な黄梅調映画を手がけている。  いつものことだが、DVD制作会社の豪客の字幕はひどい。特に大事な部分での歌詞が表示されず、いらいらさせられる。改善を求めたい。

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