ゼロの未来

The Zero Theorem
2013年 イギリス・ルーマニア・アメリカ 107分
rating 3.3 3.3
52 41

「ゼロの未来」のあらすじ

そんなとき、以前ジョビーのパーティーで出会ったミステリアスで魅力的な女性、ベインズリー(メラニー・ティエリー)が不意に彼の元を訪れる。陽気で優しく彼を理解してくれるベインズリーに、人間嫌いのコーエンは次第に心を開き始める。 さらに数日後、壊れたコンピューターの修理をしにマネージメントの息子ボブ(ルーカス・ヘッジズ)が現れ、「ゼロ」に隠された驚くべき秘密をコーエンに明かす…… 近未来の世界。天才プログラマーのコーエン・レス(クリストフ・ヴァルツ)は、コンピューターで世界を支配する大企業、マンコム社で「エンティティ解析」という高度なデータ解析の仕事に就きながら、人生の意味を教えてくれる一本の電話がかかってくる瞬間を待ちわびていた。 マンコム社の代表取締役であるマネージメントへの面会を求めていたコーエンは、ある日、上司のジョビー(デヴィッド・シューリス)が開催したパーティにいやいやながら出席する。そこでようやくマネージメントに会うことができた彼は、会社に出勤せず、在宅勤務をしたいと要求する。 そのほうが仕事がはかどり、人生の目的を教えてくれる電話を逃すリスクを回避することができると考えていたからだ。マネージメントはこの申し出を渋々認め、コーエンは自身が住む荒廃した教会にこもって仕事を始める。 彼の新たな任務は「ゼロ」という謎の数式を解読する、ハードかつ困難な作業だった。コーエンは何か月もかけてこの仕事に集中するが、一向に答えは見つからず、待望の電話がかかってくる気配もない。ストレスが遂にピークに達し、彼は仕事で使用していた大切なスーパーコンピューターを壊してしまう。 そんなとき、以前ジョビーのパーティーで出会ったミステリアスで魅力的な女性、ベインズリー(メラニー・ティエリー)が不意に彼の元を訪れる。陽気で優しく彼を理解してくれるベインズリーに、人間嫌いのコーエンは次第に心を開き始める。 さらに数日後、壊れたコンピューターの修理をしにマネージメントの息子ボブ(ルーカス・ヘッジズ)が現れ、「ゼロ」に隠された驚くべき秘密をコーエンに明かす……

「ゼロの未来」のスタッフ・キャスト

「ゼロの未来」の感想・評価・ネタバレ

  • mazda620
    mazda620 3 2016年8月17日

    ただただひたすらに意味不明な数式の仕事に追われ、生きている意味や存在意義に瞑想しまくってるおっさんがたどりついた人生論。 この映画の主軸となる『ゼロの定理』「ゼロは100%であるべき」頭にこびりつくような、深いのに愛のない言葉たち。どんなに人類が進化しても未来が発展しても人が作り出したものに100パーセントはありえない。0=100% なら私たちには100も0も証明することはできない。求められるものに対して、現実的目線をもてているのに、納得した答えを見出せないまま無限ループから抜け出せないおっさん。 超未来的なファッションとカラーリングだけど、美しいとは言えないゴミみたいなカラフル。コンピューターの凄まじい進化と一緒に、何かを失ってしまったように感じる、どこか冷めてしまった未来が描かれる、好き嫌いはおいといて強烈な世界観。 「誕生した瞬間から死に向かっている、生命とはウイルスのようなもので死を蝕んでいるのだ」という医師のあまりに現実的すぎる言葉には衝撃的で、一周してもはや何も感じないし言葉もでてこない。 この映画がつきつけるものはあまりにでかすぎるし、半分以上絶望だった。映画をみて得たことは疲労感しかないしまた観たいとは私は思わない。それでもこの映画を観て、主人公と一緒に悩まされる私たちはすごく人間らしい気がする。生きていることの意味なんて求めなくてもいいけど、誰だって必要とされたいし、自分の存在価値を感じたい。意味のないことを求めてしまうその行為こそ完璧ではないけど、完璧じゃないのが人間だから、人生に絶望とするのも、今何してるんだろう俺、なんでこんなことしてるんだ私 その問いこそ本能的だと思った。 『真実は美しくないけど人を自由にする』暗いんだか明るいんだか後ろ向きなんだか前向きなんだかよくわからない映画。この映画の言葉の中には感情がなかったけどものすごく響く言葉ばかりだった。 ボブの『僕はまだ15歳だけど15歳でもう人生に退屈している。僕がおじさんぐらいになったらどうなるんだろうね』って言葉がグサグサきた。この言葉、共感できてしまう人いっぱいいるんじゃないかな。この先の未来に霧がかかってることに、それでも生きてる自分に恐怖を感じるのかな。勢いと流れで就職しちゃって、特別今の仕事に楽しさを得れてない全国の日本人を集めてこの映画を観させたら明日退職する人間何人いんのかなって想像しちゃった。日本人にとってはあまりに鬱すぎる映画と思う。 メッセージ性の深さだけがただただ素晴らしく、このリアルだけが堂々としていた。結果として私にはこの映画の中の誰も幸福ではない結果に見えて、でもその結果こそ現実味があって、バッドエンドとはまた違う絶望感でいっぱいだった。あーつかれた。。私にはこの映画を映画館で観る勇気ちょっとないな。

  • yusuke
    yusuke 2.5 2016年3月11日

    衣装が鮮やかで主人公との対比がとてもよかった ストーリーは切ない

  • saku
    saku 2.5 2016年2月27日

    難しい

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