ブランカニエベス
ブランカニエベス
Blancanieves
スペイン・フランス 2013年12月上映
rating 3.8 3.8
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『ブランカニエベス』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2016年10月15日

    闘牛とフラメンコ、そして「白雪姫」が一つになった暗黒お伽噺。モノクロ&サイレントの仰々しく禍々しい様式美に、スペインの光と影の強烈なコントラスト、女優の濃い顔が映えること!邪悪な継母、幽閉された父と娘、血と因縁がどこまでも過剰にドラマティックに展開し、更にフラメンコのパーカッションが激情を畳み掛ける。7人の小人と毒リンゴ、そして王子様のキス…これもなかなか濃い。闘牛場の白いハンカチ、黒い雄牛、俯瞰ショットにモンタージュ。映画の原点を辿るかのように、でもすべて戯れのように、やりすぎなくらいがちょうどいい。やっぱスペイン映画は愛か死か、なのですな。

  • tmmyon

    わああ、これはすごい映画だ。 モノクロ&サイレントだけど全然おもしろい。 白雪姫がベースだけど、完全に同じではないし。 3D、4Dも映画を楽しく見る斬新なスパイスではあるけれど、本来の味が良ければ映画はそれで十分なんだよな。

  • あやみ
    あやみ 2 2015年1月21日

    目黒シネマにて。 白雪姫をベースにしたスペインのサイレント映画。 情報なしで観たためなかなか移入できず。 でもまつ毛フェチの私にはたまらないどアップ満載の映像で別の意味で楽しんじゃいました笑 映画に詳しい人なら好きなのかもですね! 大衆向けではなさそうでしたよー。 リバイバルの二本立てだったので、見る機会に恵まれてよかったです!

  • mince

    天才闘牛士と踊り子の間に生まれたカルメン。父は事故、母は産後死。庇護者の祖母に死なれ新しい継母に殺されかける。助けてくれた小人闘牛団と興行で有名になった彼女に継母の毒リンゴが迫る。「ブランカニエベス」白雪姫のこと。パルシネマ。全てモノクロ。音楽と無声で進行する。これは夢だから。2014年11月11日 1920年代のスペインの風景を忠実に再現した背景も印象的。 無声映画でよくあるセリフのト書きもほとんどない。 スペインとグリム童話の混合物。 子供が観るにはラストは少々痛い。 でもパンフにあった観劇前に観客に向けた監督メッセージを思い出す。 「すてきな夢と、甘い悪夢を楽しんでください!」 現実の冷淡さを提示しているのではなく 童話の面白さを提示しているのだと思う。 パルシネマ支配人さん上演前に大熱弁、大推薦だけあっておもしろかった。 白雪姫の涙は幸せの涙か?それとも。。。 11月21日(金)まで。パンフのジャケも秀逸。

  • めそ

    見やすい、わかりやすい。 何一つ無駄がなく、立てたフラグはすべて回収。素晴らしいと思います。 私は安心して見られました。 鬱エンドですが話の流れとしてはとても正しいです。王子様は最初から最後まで王子様でした。 闘牛のシーンは見応えがあったし、ヒロインが綺麗で満足。 ホセファの顔面が予告のままですげえ。

  • yukakurobe
    yukakurobe 3 2014年6月28日

    少し前に観た作品だけどかなり綺麗だった印象。綺麗なんだけどそこに切なさが加わるからやるせなさを感じる。

  • Atsuko Sakata
    Atsuko Sakata 4 2014年6月2日

    モノクロサイレントスペイン映画。 白黒のみ、音声を最低限にそぎ落としたからこそ際立つ色彩と音、音楽、熱。 ダークで隠微、でも美しくて、「黒い万華鏡」だなとふと思いました。

  • Yuji Shimoyama
    Yuji Shimoyama 2 2014年1月5日

    白雪姫をベースにした女闘牛士の物語。ラストは切ない感じ。

  • まりまりん
    まりまりん 4 2013年12月31日

    モノクロ&サイレントなのに、ものすごく力強い映画!女優陣の美しさ、音楽の盛り上げ方、ダークな展開、ストーリーの切なさ…全ての要素に引き込まれました☆ #映画

  • 錆犬

    2013/12/28 伏見ミリオン座 サイレントだが音楽が良いのでサントラを買ってしまった。

  • laa_laa2316
    laa_laa2316 0 2013年12月12日

    全編モノクロ&サイレントでなおかつ冒頭でおとぎ話っぽく幕が開く演出だったりと、普通と違うぞという空気をものすごく出している。サイレントなので台詞もないんだが(あるのは字幕です)、ずっと鳴っているフラメンコ・ギターがエモーショナルだし、モノクロにもかかわらず画面の色を想像できる雄弁さ。観ている人はみんな思い思いに頭の中に色を描けると思う。特に薔薇の花や闘牛士の持つカポーテ、ブランカニエベスの口紅など赤のイメージが鮮烈。そしてハリウッド式ハッピーエンドでないせつない終わりも余韻を残す。

  • Satoko Tsuchida
    Satoko Tsuchida 4 2013年11月27日

    なかのZEROホール 一般試写会にて とんでもねえサラブレッドの救世主みたいな美少女ヒーローが爆誕したかと思ったら一気にダークファンタジーというかなんとか童話の真実の話はこれ!みたいなああいう話になってびっくりした。幼い頃のカルメンが(カルメンシータと呼ばれる)ものすごい美幼女かわいいし、成長したカルメンももんのすごい美少女イケメンで、モノクロ映画だからこそはっきりした顔立ちと黒い髪に白い肌が驚くほど映える。マスコット的な雄鶏のペペが水玉のスカーフつけててめっちゃ可愛くて、思ったより長生きしたのが良かった。サイレント映画もモノクロ映画も初めてだったけど食い入るように最後まで見てしまった。最初の父親の闘牛シーンから母親の出産シーンが盛り上げ方がすごくて泣いてしまった。

  • 35DH1

    #071 ここ最近一番楽しみにしていたこの作品。いやぁ、素晴らしかった。ペドロ・アルモドヴァル監督も絶賛していたと言う事で、かなり気にはなっていたのですが、ここ迄素晴らしいとは! 白雪姫をモチーフに闘牛とフラメンコが絶妙にミックスされた正に“目で見るオーケストラ”的なサイレント作品。ギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』での優しい母親役から一転、黒い心を持つ継母役のマリベル・ベルドゥに、アルモドヴァル監督の『バッド・エデュケーション』や『キック・オーバー』のダニエル・ヒメネス・カチョ、『欲望のあいまいな対象』や『シチリア!シチリア!』のアンヘラ・モリーナ、母親役には『マルティナの住む街』のインマ・クエスタと、豪華な布陣に囲まれ闘牛士とフラメンコダンサーの娘であり女闘牛士を目指す主演を務めるのはマカレナ・ガルシア。ちょっと勉強不足なんですが、彼女って他にどんな映画に出ているの?と言う位、彼女の存在に惹き込まれてしまいました。白雪姫をモチーフにしているので毒リンゴも当然出てきます。果たしてそのリンゴは食べるのか?そしてちこれ程迄にメランコリックなラストは無いのでは? モノクロ、サイレント映画と言う事で、一昨年の『アーティスト』と比較されそうですが、モノクロの映像美云々と言うよりもこれは“愛”についての作品だと思う。それはきっと御覧になって頂ければお解り頂けると思います。なんにせよ、あまり書くとネタバレになりそうなのでこの辺にしておきますが、個人的に今年のベスト・10入りは確実なこの作品。ペドロ・アルモドヴァル監督の『トーク・トゥ・ハー』、舛田利雄監督の『闘牛に賭ける男』と並ぶ闘牛映画であります。劇場にまた観に行きたい感じであります。あ、それと音響に耳をよく傾けて観ると、細かい音のギミックをより楽しめますよ(^^) http://blancanieves-espacesarou.com/