ストーカー (1979)
ストーカー (1979)
Stalker
1979年製作 ソ連 163分 1981年10月31日上映
rating 3.5 3.5
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『ストーカー (1979)』の感想・評価・ネタバレ

  • Kozai Szatosi
    Kozai Szatosi 4 2018年10月30日

    ひたすら水が溜まっていて時たま火が現れ、死が近くにあるらしいのに誰の死も描かれず、口を開けばわかるようなわからないような議論があり、それ以外はただただ静寂が広がる。 町山はタルコフスキーがロシア正教的な価値観のもとに映画を作ったというが、コンチャロフスキーは「いや、カトリックの価値観の方が強かった」と言うあたり、実は誰もこの映画を完全には理解できていないのは明確だ。 いや、理解する必要など、ない。そこには廃墟があり、水があり、火があり、信仰がある。それだけで十分だ。蓮實が云うようにもしかしたらこれは「映画」としての信仰心が薄いかもしれないが、何も起きていないのにいつまでも画面を見ていられるなら、これが某かの力を放っていることは何者にも否定できない。 ドラマ「TRICK」の佐野史郎が出てくる回では「ゾーン」という概念が出てくるし、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」に出てくるバジリスクのいる「秘密の部屋」はこの映画のゾーンまんまだけど、いずれも冷戦が終わってからの「西側」の映画。この映画は冷戦下の「東側」の大国・ソ連で、国費を使って作られたのだ。そりゃ、こんな映画を作るソ連とアメリカが仲良くできるわけがない。 そんな映画ではあるが、「自分の記憶が実体化される」惑星ソラリス、「蝋燭の火が消えなければ世界が救われる」ノスタルジア、「マリア様とセックスしたら世界が救われる」サクリファイスと、自らの願望をなんとかして叶えたい主人公が登場する点は一貫している。 特に「惑星ソラリス」以外の映画では、皆、「世界がいかにして救われるか」を願って止まない。タルコフスキーはよほどの心配性だったのだろう。心配性はストレスの素。彼はそれ故にガンになり、54歳で亡くなっている。かわいそうに。

  • Hiroyuki Kawano
    Hiroyuki Kawano 2 2016年1月12日

    長くて焦れったい… 予備知識なしでSF として観たのでなおさら 結局何も理解することができずじまいでした 吹き替えで見れたらまた違ったのかな

  • Yuzukappa
    Yuzukappa 3 2015年8月15日

    さっすがになっがい笑 信じるということ。 信じなくても生きていける強さ。 ただどうやったらこんなに日常風景を非日常にできるんだ、

  • Y Kodaka
    Y Kodaka 0 2015年7月12日

    白黒ロシア映画。……退屈。。

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2014年10月3日

    ソラリスの書き込みに寝てしまうと書いたのは決して退屈って意味では無いです ソラリス同様この作品も変わらず難解 だけど理解出来ないのは自分の感性や知識が不足してるから と素直に思える魅力は感じれています今の自分には挑みがいのある高い山です。

  • 竪琴

    タルコフスキー…難しいねん

  • RiN

    意中の相手を陰湿に付け狙う犯罪者のことではなく、未開地への水先案内人という意味での「ストーカー」。アンドレイ・タルコフスキー監督の1981年の作品です。 主人公は、突然現れた立ち入り禁止区域「ゾーン」へ導くストーカー。ゾーンには、そこへ訪れれば願いが叶うと言われる「部屋」があるとされており、「作家」と「化学者」がその噂を聞きつけてやってくるところから物語は始まります。 なんだかSFっぽい設定ですが、派手な演出はありません。配置や構図や光の加減など、少しの工夫が見られるだけなんですが、これがなぜか、観ているひとの心を妙に不安にさせます。あるいはその美しさに、息をのみます。映像に関していえば、彼に並び立つ監督はおそらくいないんじゃないでしょうか。 ストーリーは、正直ほとんど理解出来ませんでした。信仰を大きなテーマとしているため、不勉強が祟ったのかな…と思います。そして、いろんなシーンがいちいち思わせぶりで、象徴的で、深読みのしすぎで頭から湯気が出ます。 これは、少なくともわたしにとってはとんでもない背伸び作品だったのですが、もう一度観たい、あれを理解できるようになりたいと思わせてくれる映画でした。そしてなにより各シーンがあまりに美しく印象的で、なかなか頭から離れてくれそうにありません。