スミス都へ行く

スミス都へ行く

Mr. Smith Goes to Washington
アメリカ 1941年10月9日上映
rating 4.2 4.2
19 8

『スミス都へ行く』のスタッフ・キャスト

『スミス都へ行く』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2018年11月25日

    【ciatr2000本登録】 政治的策略により青年団のリーダーが上院に選出される。少々間抜けだが愛国心の強い彼は希望に胸を躍らせて都へ行くが…。 フランク・キャプラ、ジェームズ・スチュワートによる傑作。政治ドラマであり、しかもアメリカ、時代は6,70年以上前ながらとってもとってもわかりやすい。わかりやすい上に全く飽きさせません。この辺りが名作たる所以でしょう。そうしてあのクライマックスの独壇場。スミス、頑張れ!と力を込めて応援したくなる。そうして気持ち良いまでのオチ。もうわかりやすいカタルシスです。超きもちいい。 政治の腐敗、これはいつの時代もあるのでしょう。現代の日本が、などと嘆く人々もいますが、これはどの社会にもどの時代にもあったこと。ペインの批判もいいですが、やはりスミス的人物の応援こそ政治を前に進めるような気がします。 実はこの作品でciatrに2000本目の登録となりました。随分と目も肥えてきたせいか、映画をつまらなく感じてしまうことも多くなってきたように思います。初心忘れるべからず、他の評価に惑わされることなく自分の直感を信じて素直に映画を観ていきたいですです。

  • HM world-traveller
    HM world-traveller 4 2015年9月21日

    利権と金と腐敗にまみれた政治世界に田舎育ちの青年が正義と理想に燃えて真正面から立ち向かう話。大好きな『素晴らしき哉、人生』の監督フランク・キャプラの映画です。ほんとに心が洗われ、初心を忘れてはいけないという気持ちになった。 誰もが確かに昔は子供だったし、どんな世界でも、初心者の頃は皆理想や熱意を持っているはず。それがいろんな現実や困難の前に、所詮自分の力ではどうにもならないんだとあきらめていわゆる''大人の処世術” を身に付けて世渡り上手になっていく。 社会や組織のPower Stractureを知って戦略的に動くだけならいいけれど、処世術を身に付ける過程で理想を曲げ、善悪の軸までがぶれてしまっていることはないだろうか?自ら進んで汚いことに手を染めなくとも、見て見ないふりをしてはいないだろうか?そんなことを考えた。 主人公スミスを青臭いと感じる人もいるかもしれない。でも、ここまで愚直に立ち向かう姿は私の目にはとても清々しくて、大人になるにつれて忘れがちなことを思い出させてくれるものだった。スミス以外には、冷静にしてどこか擁護するような眼差しで、多数派に流されず中立の立場を守る議長の存在にも救われる思いがした。 フランク・キャプラとジェームズ・スチュワートとくれば、思い浮かぶのはアメリカの良心・良識という言葉。この映画もそれにたがわず、人の根底にある良心を感じるエンディング。キャプラという人はきっと性善説の人で、人そのものとアメリカという国が好きだったんだろうな。この監督の作品をもっと観たい。

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