『雁兒在林梢』の感想・評価・ネタバレ
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1979年台湾、劉立立監督。まだまだ清純アイドルだった林青霞ブリジット・リンが秦漢と共演した二林二秦時代の映画である。瓊瑤が原作と製片、鳳飛飛が主題歌、というお決まりの路線か、と思いきや、これは瓊瑤の中でも異色作である。恋愛物語のフォーマットを借りながら、実はミステリー。そして林青霞の大胆な変身ぶり。話をどのようにまとめるのか、と思ったが、そこはさすがは瓊瑤、恋愛映画の枠組みの中にきっちり落とし所を見つける。 近年復活しマレーシア人監督黄明志Nameweeの『カラ・キング』に出演するも現在は病に伏せていると伝えられる歌手の高凌風が、ゲスト出演している。