
『シンプルメン』のスタッフ・キャスト
『シンプルメン』の感想・評価・ネタバレ
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刑務所から脱走した父を探すためにロングアイランドに向かう兄弟の話。 いろいろ伏線がはられっぱなしのように感じたのは、わかる人にはわかるオチがあったんだろうか。 人物が魅力的で、展開的には最悪なのに不思議な希望感がある。 is nothing but trouble and desire.
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オフビートは好きですが、イマイチハマらなくて残念
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懐かしの80年代NYインディーズ。とはいえジャームッシュはリアルタイムで観たけど、ハル・ハートリーは初めて。前髪ぱっつんボブ、インテリメガネ男子とワルい兄貴、『はなればなれに』風のダンスシーン、音楽の入れ方…この感覚がああ80年代。兄弟と父親の距離感や、役に立たないフランス語を勉強する店員が、そのままゴダールやヌーヴェルバーグを父として追い求めるシネフィルの憧れと自嘲を思わせる。男のロマンの帰結にはちょっと今と隔たりも感じてしまったけど、それも様式美かな。