カスパー・ハウザーの謎

JEDER FUR SICH UND GOTT GEGEN ALLE
西ドイツ
rating 3.5 3.5
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「カスパー・ハウザーの謎」のスタッフ・キャスト

「カスパー・ハウザーの謎」の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 5月24日

    生まれてずっと地下で監禁されていたカスパー・ハウザーが何者かによってこの世に解き放たれる。 前半は思考実験のような趣。初めて自然を感じ、初めて外を歩き、初めて言葉を知ります。そんな初めての度合いは『ルーム』レベルではありません。火を触った時の反応が最高です。初めて痛覚を刺激された瞬間はあんな感じになるんですね。 見世物にされながらもどんどん社会を知っていくカスパー・ハウザーは徐々に社会や宗教、文明そのものに対して嫌悪感を抱きます。閉じ込められていた部屋の方がよっぽどマシだった、という始末。彼は外に出てから自由を得る代わりに、また別の足枷を嵌めることになります。そんな足枷は私たちには当然ついており、それは生まれてからずっとついているから気づかないだけなのかもしれません。 見世物小屋のシーン、初めに小人が登場しますが、おそらくヘルツォークの三年前の作『小人の饗宴』の主人公じゃないでしょうか。顔がそっくりでした。

  • Yusuke_Yamamoto
    Yusuke_Yamamoto 4 2015年8月16日

    見てて憂鬱になる。 モヤモヤが残る。謎を謎として提示されているから? 哲学? 2015/08/16 渋谷アップリンク

  • Keimiyazato
    Keimiyazato 4 2014年12月29日

    ヘルツウォークの初期の頃の作品で19世紀のドイツに実在した長い間 地下で監禁されていたとされるカスパー ハウザーと言う少年の物語、彼の素性は様々な仮説があり実話とは言え憶測するしかないので映画ではいわゆる伝記ではなく 彼を通し人間の醜さや文明批判等が描かれています。

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