
『エヴァの告白』のスタッフ・キャスト
『エヴァの告白』の感想・評価・ネタバレ
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1921年という閉鎖された時代に翻弄される女性エヴァが美しく弱々しく、思わず助け出したくなります。 昔の女性は娼婦にされたり、はたまた魔女にされたり本当に不条理な時代が恐ろしいです。 それにしてもホアキンフェニックスは嫌な奴役が抜群にうまくて、笑ってしまいます。
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戦火のポーランドから希望を持ちアメリカに渡ってきたエヴァ。 自分の為、結核の妹の為、娼婦として生きていく姿を描いた人間ドラマ。 エヴァの美しさに人生を狂わされる二人の男に同情しつつ、終始マリオン・コティヤールの美しさが目を惹く。 薄暗い映像と絵画の様なラストショットが印象的。 心に残る…
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あ、また移民もの。それにちょうど20年代アメリカに関する本を読んだ後だった。エリス島をシンボルに雰囲気ある映像はきれいだし、当時の移民情勢もよくわかる。やっと辿り着いたNYで更なる苦難を背負うヒロインをマリオン・コティヤールがさも薄幸そうに演じてて、ホアキン・フェニックスとの関係がちょっとだけ『道』っぽい罪と赦しの大河メロドラマ調。ただどうも好みじゃなかった。まるでマリコさんが美人なせいで…という前提に引っかかってしまうからかしら。そりゃ美人だけどさ。