A (1998)
A (1998)
日本 1998年上映
rating 4.3 4.3
9 10

『A (1998)』のmazdaの感想・評価・ネタバレ

mazda

ずっと見たかった作品。 オウム心理教と社会の関わりに着眼したドキュメンタリー。 評価するのがとても難しいです。 結局彼等のやっていることをどんなに学んでもけして正しいとかは思えない。けれど彼等を否定している周りこそ、ある意味宗教団体のように見えてしまったし、日中問題とかもそうだけど、日本人は一部の問題な部分に視点をおかずそれが所属する大元から否定することが多い。 最初から自分と対照的な何かを理解しようとせず一般的という枠からはずれたものをそういう目線でみる。 だから人からどう見られるかを気にする人が多く、いじめの多い国だと思う 話がそれたけどこの映画はどちらかといえばオウム側よりに視点をおいて製作しているから(けして肯定しているわけでもないけど)マスコミや警察のきたなさが際立って目につく。 事実が何かを追求して明確にしていく大切な仕事なのにこうだろう、こうだったら話が早いのだという自分の理想をこちらに押し付けているようにしか見えず、 結局事実を伝えることよりもこれでお金を稼ぐということが先にきていて客観的に物事を見なければいけない人達なのに向き合う姿勢を一切感じられなかった。 でもオウム心理教信者も信者で、そういう思想は社会や人々への反発心からくるものかと思っていたけど 意志が強いわりに結局そこに所属していなければ自分を確立できず、同じような人間がいるから主張できているようにも見えて、よわい人間なのかもしれないとも思った。 なにより映画内で大学生も訪ねていたように欲から解放されたいという1つの欲にみえてやっぱりやっていることに筋は感じられなかった。