魔女の宅急便
魔女の宅急便
1989年製作 日本 102分 1989年7月29日上映
rating 4.1 4.1
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『魔女の宅急便』のsouthpumpkinの感想・評価・ネタバレ

southpumpkin
southpumpkin 4 2016年1月23日

心がホカホカするジブリアニメ。修行のため港町にやってきた少女キキが少し大人になるお話です。魔法が使えるというアイデンティティの喪失に悩み自分なんてここにいる意味がないんじゃないか、と思ってしまうのは一人暮らしを始めたての時期を経てきた自分にとってとても身近な感情に思いました。トンボとの出会いもすごく素敵に感じます。途中でキキは飼っている猫ジジの声が聞けなくなります。どのタイミングで、なにが原因で声が聞けなくなったのか、具体的に語られませんがその理由について今ならなんとなく答えが出せるような気がします。存分に語らう余地を残している点もジブリ映画の良いところでしょう。 印象に残っているのがおばあさんと一緒にニシンのパイを作ったキキが雨の中パイ届けると、全然喜ばれないというエピソード。パーティーを楽しみにしていたキキはすっかり心が萎えてしまいます。とても都会的なエピソードで、ここも上京したての自分と重なりました。『トイストーリー3』と合わせて、子どもが家を出るときに見せたい映画です。