
『ミケランジェロ・プロジェクト』の感想・評価・ネタバレ
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観ていて面白いというより、考えられるという映画だった。
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命をかけてまで守りぬいた美術品を実際に見てみたくなった。
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何が生死を分けるかわからないと思った。他の兵士たちの言うこともわかるし、美術品を守らないといけないのもわかる。 海外の戦争物は拠点での心温まるエピソードが挟まれてるんだなと思った。
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戦争中に美術品を命がけで奪還した人たち。世界的芸術遺産はあのような人たちに守られたから今日まで残っているんだな。お金には変えられないけどそれと同時に命を落とした人達がいるのも忘れてはならない。ヒトラーは負けを覚悟した時に全て破壊しろと命令したのはただ単に相手国に渡したくなかったのかヤケになったのか。
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眠くなる
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話に全く引き込まれず、ジェームズが地雷踏んだのが面白いくらい。
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20160106 シネマリン
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山場がない! あるけど弱い! そうした作品がこれほど単調で、つまらないなんて ‥‥。 豪華キャスト、そして得意なジャンル ( 芸術 ) に、意気揚々と出掛けて行った私って ‥‥?
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151109
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2015.11.25
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たまたまですが前日に美術館でピカソ展を観覧した次の日に鑑賞…美術館を守ろう特殊部隊の存在は映画を観るまで知りませんでした、映画を観て沢山の美術品が守られたのも初めて知りましたが、劇中ピカソの絵画が焼かれたシーンを観て失われた美術品もあった事に心が痛みました、当時の史実を忠実に再現されていて美術品好きでなくても楽しめる良い作品と思います。
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ジョジクル監督作はいつも野郎どもと女、失われゆくロマン、ヤケクソの負け戦ってのが基本だと思う。そこにある洒落と痛快さにグッとくる。ただ今回は、ギュッと濃縮されるはずの旨味が散漫になってしまった感じ。いや、ジョン・グッドマンとジャン・デュジャルダン、ビル・マーレイとボブ・バラバン、ジョジクルとヒュー・ボネヴィルら各バディごとのエピソードはすごく良いんだよ。それぞれに笑いも見せ場もちゃんとあるし。けど、美術品への使命と同志愛の2本柱が別々にあって、まとまった一つの大きな流れには至らないような。勝者側とはいえ、勝利とは言えないエモーションが苦い味を残すのは確かにジョジクルらしいけど…。それでも、Have Yourself A Merry Little Christmasの歌声はとびきり美しかったし(歌ってるの誰?)、独語通訳ディミトリ・レオニダスが可愛かった。
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第二次大戦末期ナチスから美術品を取り戻す為命を懸けた宝探しに挑む。彼らのおかげで現在私たちが名画を目にすることができると思うと感謝。人の命や文化までもを破壊する戦争は恐ろしい。個性豊かなチームが最高。
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芸術とは人の手になる道楽である。為政者の示威行為の発露であり、深夜に慟哭する病人の自慰表象であり、宗教者が言語を超越せんとする挑戦である。狩猟を生業とした幾星霜の昔より、洞窟に描かれた最初の絵画。素材の牢獄より解放させられた彫刻。宇宙の真理を垣間見せる音楽。 人類の美の虜としての数千年はしかして獣と我らを峻別する証左だ。 芸術は金持ちの贅沢とは今も昔も変わらぬイメージかもしれない。贅沢とはすなわち無駄である。無駄とはすなわち余裕である。 今から70年前の世界は余裕を喪失していた。 戦争がすべての非を是とした季節。 立ち上がったのはアメリカの美術館館長ストークス。彼は大統領に提言して欧州大都の芸術品の数々を救出すべく“モニュメンツメン”を組織する。選りすぐりの曲者が揃った部隊は新兵訓練を経てヨーロッパ入り。現地でも戦争の役に立たない芸術品を守るという使命は決して歓迎されない。 かつて美大生に“なりそこねた“ヒトラーの野望“総統美術館”のためにナチスが秘匿する人類の財産を見つけだせ! 題材はとても面白いし、キャストも豪華だし、それなりに満足はしたのだけど、どこか淡々としていて物足りなさがあるのも事実。 ジョージ・クルーニーがほんまいかす。ケイト・ブランシェットはほんま女優。 音楽がセンス良くて心地よかった。
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2015/11/12 THE monument men
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2015年11月10日(火) イオンシネマ Y 公開延期されてから復活願って、待ち続け観ることができてよかった。 今年ルーブル美術館展で観たフェルメールの天文学者も出てきた。感慨深い。戦争中に守られていなかったら観ることができなかったのだから。
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第二次世界大戦の終盤のヨーロッパ。ナチスドイツは各国の美術品や貴重品を略奪していた。連合国に追われるなか、それらを鉱山の山中に隠したり、あるいは焼却したりと、悪の限りを尽くした。アメリカはそれらの文化財を守るべく美需品に造詣の深いスタッフにミッションを与えた。しかし、彼らは兵士の経験が全くないヤワな連中だった。(#15-143)
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度重なる公開延期でもう無理かなと思ってたんですけど無事に観ることが出来ました。 期待してたので楽しみにしてたんですが前評判があまり良くなかったのでどうかなぁと不安だったんですけど、良かったです。めちゃくちゃいいわけではないですが。 半分くらい終わったくらいで長いな〜って感じた。後半は結構スムーズに観れたけど。 ジョージクルーニー自ら監督として撮っている映画なので、俳優監督っぽさを感じたかな。台詞の言い回しだとか撮り方とか。具体的にどうって言われると完全に自分の主観だけなんであれなんですけど(笑) しかしジョージクルーニーはティアドロップのサングラスがとっても似合う。
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名優のオンパレード!おじいちゃん版オーシャンズみたいな感じかな。序盤はダルいけど徐々に盛り上がる映画でした。
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ナチスは戦時中にヨーロッパから大量の美術品を奪っていて、現在も当時略奪されたまま所在不明の美術品が沢山あるそうです。戦後70年を記念してなのか最近ナチスを描く映画が多いですが、美術品鹵獲系の映画も2本連続で公開。ひとつが『ミケランジェロ・プロジェクト』で、もうひとつが『黄金のアデーレ』。『ミケランジェロ・プロジェクト』は、本当は昨年のこの時期に公開予定だったのに、突然日本での公開が中止になりました。1年経って別の配給会社から公開されることに。いずれにせよ公開されてよかったです。じゃないと、「マット・デイモンはいつも置いてけぼり」が続いてしまいますから。 「美術品のために人命を危険にさらすなんて出来ない」というのも正論だし、「貴重な美術品や歴史的建造物は失われたら二度と取り戻せない。戦争に勝っても歴史が失われたら意味は無い」という意見も一理あると思いますが、それを歴史のないアメリカが言うのが皮肉だなと思ったのでした。
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