男はつらいよ 望郷篇

日本
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「男はつらいよ 望郷篇」のスタッフ・キャスト

「男はつらいよ 望郷篇」の感想・評価・ネタバレ

  • enchang318
    enchang318 4 5月3日

    2017.4.30.96

  • theskinheads
    theskinheads 5 4月24日

    渥美清が各話ごとに様々な職業のドラマを演じたドラマ、泣いてたまるかの後半で初めて映像化された、フーテンの寅。それが連続ドラマになり最終話でハブに噛まれ死んでしまうという展開に苦情が殺到(ちなみに現在残っているドラマは1話と最終話しかなく、最終話は確かにすごく悲しい)し、映画という舞台で復活した男はつらいよ。今でこそギネスに認定された最も長い映画シリーズであるが、山田洋次本人は5作で終わらせようとした。なので監督も5作目までは山田洋次じゃなかったりする。ここで改めて山田洋次がメガホンを取り、最後の作品として撮られたのがこの望郷篇である。 この映画外の説明ばっかりで頭でっかちのようであるが、フアンにとってこの知識は必ずしも伝えておかなければいけないのである。48作、フラットな目線で見れば差はないように思えるかもしれない。しかし、望郷篇だけは男はつらいよの真骨頂と言える。もちろん、個人によって好きな作品は異なるであろうから、この意見に関しては主観というものは介在していない。事実として特別なのだ。 全体のテーマとして、「死」そして「労働」という、生物が生きる上で課せられる2つの重大な課題が挙げれている。 おいちゃんが死ぬ夢でも死を描かれているが、特に北海道の兄貴の危篤の話がよくできている。息子に会いたいという兄貴。息子は鉄道ですすにまみれて働いていた。そこでの話は泣けるだけではなく後半においてちょっとした伏線なのである。 働くことの尊さに気付かされた寅。浦安で豆腐屋に住み込みで働く。そこの豆腐屋の娘こそ今回のマドンナ。しかもドラマ版では寅の妹、櫻を演じた長山藍子。(それ以外にもドラマのキャストが多く出演していて、なおさら最終作としての意気込みを感じられる。) 最後まで寅次郎の気持ちに気づかない、悲しすぎる恋愛と、また旅立とうとする寅と櫻の会話、その美しさ、これこそ日本の美学だなと思う。顔で笑って腹で泣くというみずからの唄を体現した瞬間である。少し笑って去っていく寅をもはやただのバカだとは考えられるだろうか? 本当は誰よりも哀愁があって不器用ながらも心配をかけまいと1人で生きているのだ。だからこそ、普段強がってる寅さんが最後に言う「今度こそ地道な生活ができると思ったよ」という言葉は寅さんの本当のところなんだろう。 そして最後のシーン、舎弟の登と海辺で偶然再会し、いつもの口上をする、お互いに「お控えなすって」と発し、再会を喜んでいるバックでそう、鉄道が煙をモクモクとあげて走っているのである。

  • 0ken0ruk
    0ken0ruk 4 2016年6月4日

    1970年の札幌。オリンピック2年前の大通公園は背が低く、噴水は池のよう。テレビ塔はやせている。私が知らない札幌を観て感動。寅さんの映画のよさはこういうところにもあるので好きだ。

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