夏時間の庭

夏時間の庭

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『夏時間の庭』のスタッフ・キャスト

『夏時間の庭』の感想・評価・ネタバレ

  • Kozai Szatosi
    Kozai Szatosi 3 7月1日

    子どもたちが庭を走り回る場面から始まる、どこか印象派のような本作は、ある意味、「東京物語」に対する回答のようでもある。 「東京物語」では老いた側である両親が東京にいる子供たちに「会いに行く」ところから始まるのに対し、この映画では冒頭、子供たちが母親に「会いに来る」。 しかしながら、その後の子供たちの様は一緒で、それぞれが仕事や家庭、あるいは経済的な事情で親の存在を忘却し始めてしまうのだ。 この映画の場合、母親が死んだ後の「家」や「美術品」が「東京物語」における笠智衆のような役割を果たしているようだが、相続するか売るかという経済的な壁がより強調されている。 さて、「東京物語」における原節子は、この映画の場合、誰なのか? それが明らかになるあのラストシークェンス。もはや、これを撮るために本作を作ったのでは、というほどに美しく、幻想的ですらある。

  • ゆう

    パッケージに一目惚れして鑑賞。 おばあちゃんが一人で暮らす自然の中にある家が凄く綺麗で、そこに暮らすおばあちゃんも序盤しか出てこないのに凄く印象に残る。 物に宿る記憶と気持ちは考えさせられたけど想い出があるものはいくら重荷とはいえ捨てずらいよなー。 見ているとなんだか温かくて羨ましく思えてくるところが沢山あるんだけどそれは普通のことが幸せに思えることをこの映画は教えてくれているようなきがします。 ジェレミー・レニエは髪短い方が好き!

  • さとしゅん
    さとしゅん 4 2012年7月24日

    ヨーロッパ映画の講義の課題で批評するために選んで借りた。 「物」に対して人がもつ感情っていろいろあるんだなあ。と思いました。 ラストの方で娘(孫)がロックをガンガン鳴らして暴れてる時、ふざけんなって思ったけど、そのあとのシーンですべて挽回されてスッキリした。 物の価値はそれぞれの人の中にある。

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