プッシャー3

プッシャー3

I'm the Angel of Death/Pusher 3
デンマーク 2013年4月13日上映
rating 3.7 3.7
3 5

『プッシャー3』のスタッフ・キャスト

『プッシャー3』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2018年6月19日

    麻薬の元締めとして暗躍してきた男。娘の誕生日の日にいつも通りの麻薬取引にトラブルが発生。当然のように処理できるはずの案件が、偶然とそして彼自身の老いとが重なり彼の足を引っ張っていく。 1,2ではコペンハーゲンの暴力社会における頂点に君臨していたミロだが、彼もまたその社会の一部に過ぎなかった。抜群の判断能力でのし上がってきた彼もとうとう老いには勝てず。若くして台頭する男どもに威圧で負けてしまう。どうにもならずやめていた薬に手を出し、そうしてそれはさらに男を鈍らせる。1,2では若者たちが華々しく散っていったのに対し、本作のオチには哀愁すらあります。本作の主人公は引き際を逃した男の悲惨な末路、とでも言いましょうか。本来であれば自分が汚すべきでない手を汚し、彼の余生は後味の悪いものになるのでしょう。いつまでも若い人なんていない、年齢的にヤバいと思ったら早めに引く、みたいなのがこの映画のメッセージかと。 『プッシャー』シリーズは全三作制覇です。いやあ本当に面白い。レフンにはなんとか4を撮ってほしいんだけど無理かな…。

  • tora

    売人三部作のラストは1,2で元締めとして 脅威を誇っていたミロにフォーカス。 薬物を断とうと自助グループに熱心に通ったり、全てを与えてきたというわがままな娘に振り回されるミロの姿に哀愁漂います。この3でも御多分に漏れず様々なトラブルが主人公に降りかかりますが、そこはやはりミロ。すんでのところで昔の仕事仲間を頼り、何とか事態を打開します。しかしその打開策としての「処理」の描写があまりにもエグい笑!レクター博士も真っ青な描写なので、観る方によっては不快感を通り越してトラウマになるんじゃないかと思いました。一方で相変わらず薬物の使用や売買の描写にこなれ感があり、そこらへんのドラッグムービーよりも生々しくリアルに感じました。

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