復活の日

復活の日

1980年製作 日本 156分 1980年6月28日上映
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『復活の日』とは

細菌兵器の脅威によって人類が死滅していくパニックと、唯一生き残った南極基地の隊員たちの必死に生き抜く姿を描いたSFヒューマンドラマ。1964年に小松左京が書き下ろした同名小説を、「仁義なき戦い」シリーズで驚異的なヒットを飛ばした深作欣二が映画化し、『華麗なる刑事』の草刈正雄が主演を務めた。共演には渡瀬恒彦、千葉真一、緒形拳など豪華俳優陣が名を連ねる。 執筆当時流行していた「香港かぜ」がストーリーのベースとして本作に使われ、ウイルスの脅威に混乱する人々の姿が描かれている。

『復活の日』のあらすじ

198X年、1人の米軍将校によって秘密裏に開発された細菌兵器「ウイルスM-88」があるスパイによって強奪される。スパイは小型飛行機に飛び乗り、吹雪の中アルプス越えを試みるも、飛行機は山腹へ激突し炎上。ウイルスは空中へ飛散していった。「ウイルスM-88」は外気が0℃を越えた時点で、猛烈な増殖と毒性を発揮する危険な細菌兵器であり、その脅威はソ連・中国から始まった後、アメリカそして日本へも迫っていた。 南極昭和基地で越冬隊員として働く吉住周三の元にも、世界中に広がるウイルスの脅威のニュースが飛び込んできた。周三は東京に残してきた恋人の安否を心配する。 そんな中、東京そしてホワイトハウスでもウイルスが完全に蔓延し、人々は次々と死に絶えパニック状態となっていた。ホワイトハウス内では混乱の原因が「ウイルスM-88」であるところまでは突き止めたのだが、混乱の中アメリカ大統領までもが命を落としてしまう。大統領は人類を絶やしてはならないと、唯一の生き残りである南極基地の隊員たちに最後のメッセージを送るのだった。 南極に残る周三ら11国の隊員数百人は人類の生き残りをかけ、これからの自分たちの処遇について相談を始めるのだが、ホワイトハウスの地下では人類を完全に死滅させるための核ミサイルの発射準備が進められていたのだった……。

『復活の日』のスタッフ・キャスト

『復活の日』の感想・評価・ネタバレ

  • Yoshikatsu Kusumi
    Yoshikatsu Kusumi 0 2014年7月21日

    角川映画って、スゴいんですね。

  • RiN

    1980年草刈正雄主演、日米合作です。オリヴィア・ハッセー、ジョージ・ケネディらハリウッドスターも豪華に出演します。この頃の日本映画界にはお金があったんですかね、邦画としては信じられないくらいスケールの大きい映画。 地球上全ての生き物を死滅させる凶悪生物兵器の拡散によって、南極隊員以外の全ての人類が滅亡して…、というお話。大きく分けると三部構成になっており、人類には生物兵器以外にもお決まりの、米ソ間での核戦争、いわゆるMAD(劇中ではARS)の危機、というやつが襲いかかります。 いやあ、この頃の邦画ってみんなこんなに力入ってるの?それにくらべて今の邦画は…とかお小言してしまいそうになるくらい、良かったです。豊潤な絶望描写とでも言いましょうか、これでもかってくらいの試練が、生き残った人々を襲います。そしてアメリカ・ソ連批判もすごい。そして細部がとてもリアル。次々死んでいく患者を看続ける医師や看護師たちの疲労困憊や絶望が、もうとてもリアル。 いくつか突っ込みどころもあったんだけど、たぶんそれは原作を読むと見えてくるのでしょう、原作を読みます。 わたしには知識がなくてアレなんですが、地震予知学者である主人公(草刈正雄)が予見したような劇中の地震が本当に起こりうるのかが最大の疑問です。草刈正雄は超絶格好良かったわけなんですが。

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