ソドムの市 (1975)

ソドムの市 (1975)

Salo o le 120 Giornate di Sodoma
1975年製作 イタリア 118分 1976年9月25日上映
rating 3.5 3.5
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『ソドムの市 (1975)』とは

第二次世界大戦末期、ナチス占領下のイタリアを舞台に、ファシスト達が少年少女に行った非道かつ異常性欲的な行為の数々を描いた映画史に残る衝撃作である。原作はマルキド・サドの『ソドムの120日』、監督を務めるのは、1975年に不慮の事故で死去したピエル・パオロ・パゾリーニ。彼にとっては、本作が遺作となった。また、出演キャストの多くは無名の若手俳優である。鬼才パゾリーニ監督が、男色・強姦・スカトロ・拷問・処刑などありとあらゆる異常性欲行為が行われる、狂気の世界を衝撃度の強い映像を描写した。

『ソドムの市 (1975)』のあらすじ

1944年、ナチスドイツ占領下の北イタリア。ナチズムに加担する大統領、公爵、殿下、司教と名乗る4人のファシストは、権力を利用して一大狂宴を画策した。4人は、町という街、村という村で、奴隷となる美少年・美少女狩りを開始したのである。やがてそれぞれ十数人ずつが集められると、4人はその中から投票で少年・少女9人ずつを選び出すのだった。少年少女を狂宴の舞台となる館に連行、その道中で一人の少年が逃走しようとするが、彼らは容赦なくその少年を射殺したのである。館に入る前、公爵は17人の少年・少女に対してこの館を支配する掟を告げた。それは彼らの役目は4人を楽しませることのみであり、彼ら同士が異性と関係を持ったり、宗教的な行為をすると処刑するというものだった……。

『ソドムの市 (1975)』のスタッフ・キャスト

『ソドムの市 (1975)』の感想・評価・ネタバレ

  • Kawamura
    Kawamura 2 2017年12月3日

    変態地獄。

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2017年8月28日

    国の最高権力者の四人が美男子美少女を9人ずつ集めて監禁、この世のものとは思えない地獄のような宴が幕を開けた。 多くのレビューで引用したタイトルですが、実は鑑賞は初めて。言葉にするのも躊躇われる人知を超えた性癖の暴露…、とするのが正しいのでしょうが、僕も24歳、意味がわからないとすれば嘘になります。内容はハードなアダルトビデオにも似ている。強姦、食糞、拷問などアブノーマルの最果てです。しかし明らかにその質は異なる。ロマンポルノともちょっと違って、言うなれば、まるで卑猥な宗教画を観ているかのような感覚です。ワンシーンワンシーンが絵画のように構成されています。その中で若者が泣きながら苦しんでいる。不思議で過激で唯一無二の映画に間違いはありません。 パゾリーニ監督初鑑賞でした。本作撮影後に殺害された話は有名。他の作品から鑑賞すべきかとも思いましたが、調べると彼の作家性はかなり二転三転しているそう。中でも本作がかなり異質だとか。

  • 森本航洋
    森本航洋 3 2017年2月15日

    ナチス占領下のフランスを舞台にした史上最悪な映画。性の解放、スカトロ、見るに耐えないほどグロテスクな拷問。同じ人間なのにどうしてここまで格差が生まれるんだ。これ実話なのか?あまりに惨すぎる…。 最後まで見切った自分を褒めてあげよう。パゾリーニ監督、あなた異常だよ…。

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