天使のはらわた 赤い教室

天使のはらわた 赤い教室

1979年製作 日本 79分 1979年1月16日上映
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『天使のはらわた 赤い教室』とは

石井隆による劇画『天使のはらわた』を原作とした「天使のはらわた」シリーズ第二弾。日活ロマンポルノとして製作された作品で、監督はその日活ロマンポルノを多数監督した曽根中生が務めている。レイプ事件の被害者のその後の地獄のような生活を描いている。 主人公・名美役には宝塚歌劇団出身の女優、水原ゆう紀が、その他には蟹江敬三、あきじゅんなどが出演している。水原はこの作品でヌードを披露しており、その演技が評価され第一回ヨコハマ映画祭の主演女優賞を受賞している。

『天使のはらわた 赤い教室』のあらすじ

成年向け雑誌の編集として働いている村木がポルノに出演している女性の演技に夢中になることから物語は始まる。レイプされる女性の姿に心をとらわれた村木だったが、ある日訪れたラブホテルで、その映画に出ていた女性、名美が働いているのに気づき声をかける。 自分の雑誌でモデルをやってほしいと伝える村木だったが、名美はそれを拒むのだった。なぜなら村木がみたポルノ映画は、実際に名美が受けたレイプを撮影したものだったのである。名美の元には映像を見た男たちからいつも心ない言葉が浴びせかけられており、名美は村木もその一人だと思っていたのだったが……。

『天使のはらわた 赤い教室』のスタッフ・キャスト

『天使のはらわた 赤い教室』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2015年11月19日

    数ある日活ロマンポルノの中でも最も有名な一本とされる映画。成人誌出版社に勤めるカメラマンがとあるビデオ映像で出会った女性に恋をします。運命の下り坂を転げ落ちる女性に惹かれた男が何とか救おうとするものの、見事にすれ違います。退廃的な女性の魅力というのでしょうか、開き直っていた女性が最後の見せる表情には注目です。 本作は女優の可愛さ、もそうですが蟹江敬三の演技に見惚れてしまいます。男がなぜ女に惚れたのか説明はなされていませんが、蟹江敬三のその表情に答えが隠れているような気がします。『赤い淫画』と同じく女性が望みもしないビデオに出演するというのは同じですが、こちらは心情描写に寄っていたような気がします。ポルノ映画なのにこんなにしっとりと表情を見せる映画があるでしょうか。ただ、個人的には映像的テクニックにパワーが込められた『赤い淫画』の方が好きです。

  • ボンクラマン
    ボンクラマン 4 2014年9月2日

    あったので! 傑作です。大好きです。

  • 名月

    ラスト素晴らしい!堕ちていくヒロインの殺伐とした色気素晴らしい!恋の罪のミツコはこういうところからインスピレーション受けてるのかなと勝手に想像。ポルノを馬鹿にするつもりはないけど、「ポルノなのにこの素敵なストーリー!」と感動してしまった。蟹江敬三さん、素晴らしい演技。

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