回路 (2001)

2001年 日本 119分
rating 3.8 3.8
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「回路 (2001)」のスタッフ・キャスト

「回路 (2001)」の感想・評価・ネタバレ

  • Yuzukappa
    Yuzukappa 4.5 7月31日

    うーわー、すごい展開、、よかったなぁ。 インターネットから始まるオカルト的ホラーかと思いきや、 死と闘う人間の話で、普遍的で大きなテーマの映画だった。 しかもいつかは来るはずの、死が、回路ができたことによって向こうからやってくるという恐怖、そしてその恐怖に耐えきれず自らその部屋に入り、落ち着こうとする人間の弱さがホラー的なメタファーでよく表現されていた。なによりメタファーがいーい塩梅で伝わるんだなこれが。 なによりラストへ向けての、できるところまで行くという決断に泣けてくるほど感動した!そうだそうだよ!!アカルイミライでいう、GO!だ!どんなにつらくても前に進むしかない!進め!この指針が好きなんだなぁ。 キュアと比べるとやや断長だが、ラストはキュアよりも好きだ。 あと、これをネット社会への警鐘という点で見るとすごく縮こまったテーマになりそうでそう見たくない、から、なぜに媒介する装置がインターネットにしなければいけなかったのかというのは実のところしっくりきていない。まぁ、今と当時ではネットを取り巻く環境も違うだろうし、当時はネットにもっと漠然とした不安があって、それと死が重なったのかもしれない。 エンディングの音楽もストーリーの補完になってて素晴らしかった。 あと黒沢清監督は、タルコフスキー、意識してるんじゃないかなぁ。途中ストーカーそっくりだもの。

  • nonadebu
    nonadebu 0 4月1日

    雰囲気最高だけどただ単に怖い映画が観たい気分だったからあんまり怖くないアンドちょっと哲学的すぎて拍子抜け

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2016年6月30日

    傑作Jホラー。あまりに怖そうで今まで観賞に至りませんでした。ウェス・クレイヴン製作のリメイク版である『パルス』から観賞したので、意を決して観賞です。随分『パルス』が易しく感じるようなオリジナル版でした。 ホラー映画は幽霊なり超常現象なりで観る人を怖がらせます。しかしそれらの根源は「死」にある。本作ではその「死」がダイレクトアタックしてきます。単純に死の恐怖に怖くなってしまう。不気味さを感じる、という方が正しいのかもしれません。あちらの世界から霊があふれ出し、人間たちがどんどん死にたがる。生の欲求は死への恐怖と待遇の関係にあるのだと思います。生死の境界があやふやになってしまう恐怖はゾンビ映画でも散々語られていますが、本作ではそれがゾンビや幽霊などという実体としてなかなか現れないので、より本質が見えやすくなっている(のか、いないのか…。難解です)のです。 タイトルの回路にあるように、インターネットという「なにかわからないけど、とにかくコミュニケーションが飛躍的に変わる不気味なもの」が霊を媒介にしています。これは2001年という新世紀に対する漠然とした不安も相まっているのでしょう。インターネットの蔓延る「終わりのその先」を描いた映画なのかもしれません。 随分偉そうに書きましたが、怖くて半分以上薄目で見ていました。

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