駅馬車(1939)

駅馬車(1939)

Stagecoach
1939年製作 アメリカ 96分 1940年6月29日上映
rating 3.6 3.6
7 1

『駅馬車(1939)』とは

アメリカ映画界の巨匠ジョン・フォード監督による、西部劇の歴史に残る傑作である。ジョン・フォード生誕120年である2004年にデジタル・リマスターで劇場公開された。主演のジョン・ウェインは今作品でブレイクし、人気を博した。本作はアカデミー賞は7部門ノミネートし、助演男優賞をトーマス・ミッチェルが受賞。その他、編曲賞も受賞している。

『駅馬車(1939)』のあらすじ

アリゾナ州からニューメキシコ州へ向けた駅馬車が出発した。機関士はバックだ。乗客は、町の女達から追い出された娼婦ダラス、軍人の夫を尋ねる妊婦のルーシー、アルコール依存症の医者ブーン、酒商人ピーコック、ルーシーの護衛係の賭博師ハットフィールド。一行の護衛に警察官カーリーがついた。砂漠の辺りまで進んだ時、脱獄囚リンゴ・キッドが現れた。彼は、父と兄を殺し自分に罪を擦り付けたブラマー3兄弟に復讐をするため脱獄していた。カーリーはリンゴを守るためにも、彼を拘束し駅馬車は出発する。車内では、リンゴや他の乗客が親しくなっていく。夫が負傷した事を知ったルーシーが産気づくと、アルコール依存症の医者ブーンは酔いを醒まし、医者らしく彼女の赤ちゃんを取り上げた。リンゴはダラスに結婚を申し込むが、彼女は逃げられたら一緒になろうと言うのだった。しかし、アパッチが駅馬車を襲来してくる。リンゴ達は応戦するが、その最中でハットフィールドが死亡してしまう。騎兵隊の援護で駅馬車は駅につき、乗客は助かった。そして、リンゴは仇であったブラマー3兄弟に復讐を果たすのであった。

『駅馬車(1939)』のスタッフ・キャスト

『駅馬車(1939)』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2015年7月21日

    西部劇の登竜門とも言われる傑作をようやく鑑賞したのは、つい最近鑑賞した『マッド・マックス 怒りのデスロード』のレビューに本作の名前をよく見かけるようになった、からです。ヒリヒリする馬車アクションがすごい、ということだけ知った状態で鑑賞したのですが確かにあれはすごい。そういうアクションだけで押してくるのかと思いきや映画としては少し違って、偶然駅馬車に乗り合わせた人々のキャラクターが交錯するような映画となっており、この辺の厚みが傑作と評される所以なのだと思います。超高速で荒野を走り続ける中でやたら丁寧に描かれる人間ドラマはまさに『マッド・マックス 怒りのデスロード』でした。 ラストの展開も銃撃戦を直接描かないあっさりした作りもかなり良いと思います。

  • mince

    白人とアパッチ族が争う時代。町をつなぐ乗合馬車に異なる事情で詰込まれてた人達。町を追われた者、医者や貴婦人がいがみ合う。唯一共通点は終点ローズバーグに生きて辿り着くこと。護衛は去り襲撃に怯えながらも馬車は爆走する。「駅馬車」十三。ここのジョンウェインの男気は時代を超えかっこいい。20141117 古い古い西部劇。 劇場で観られたのはラッキーだ。TVじゃこの豪快なアクションの数々に 気づけなかったと思う。爆走する馬車の馬から馬へ飛び移ったり その馬から落ちてそのまま荷馬車の下をくぐったりムチャクチャ。 馬から落馬するシーンの連続など恐いというかアカンやろいうくらいすごい。 お話しも狭い馬車の中で人間性を露わにする群像劇になっている。 ラストシーンの爽快さは格別。

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