ギヴァー 記憶を注ぐ者

ギヴァー 記憶を注ぐ者

The Giver
2014年製作 アメリカ 97分 2015年9月5日上映
rating 3.2 3.2
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『ギヴァー 記憶を注ぐ者』とは

近未来を舞台に、完全な平和を実現した管理社会で“記憶を受け継ぐ者”に任命された青年の運命を描くSFアクション。原作はアメリカの児童文学作家ロイス・ローリー著『ザ・ギバー 記憶を伝える者』。監督は『パトリオット・ゲーム(1992年)』『ボーン・コレクター(1999年)』のフィリップ・ノイス。主演は『マレフィセント(2014年)』でフィリップ王子を演じたブレントン・スウェイツ。出演は『トロン(1982年)』『トロン: レガシー(2010年)』のジェフ・ブリッジス、『プラダを着た悪魔(2006年)』『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年)』のメリル・ストリープなど。アメリカの人気歌手テイラー・スウィフトも出演している。

『ギヴァー 記憶を注ぐ者』のあらすじ

理想郷「コミュニティ」、そこは人々の記憶を消し去り、感情や感覚を薬でコントロールすることにより、争いのない平和な社会を実現していた。その中で成長した青年ジョナス(ブレントン・スウェイツ)は、コミュニティの記憶を次世代へ繋ぐ「レシーヴァー(記憶を受け継ぐ者)」に任命される。主席長老(メリル・ストリープ)の命令で、ジョナスはコミュニティ全ての記憶を持つ唯一の人物「ギヴァー(記憶を注ぐ者)」(ジェフ・ブリッジス)から、人類の記憶を伝承されていくのだが、次第にコミュニティの過去や人類の功罪、そして今まで知ることのなかった愛や憎しみなどの感情を知り、コミュニティそのものの在り方に疑問を抱いていく。

『ギヴァー 記憶を注ぐ者』のスタッフ・キャスト

『ギヴァー 記憶を注ぐ者』の感想・評価・ネタバレ

  • 福庭恭平
    福庭恭平 3 2016年10月10日

    設定がおもしろい けど、途中まで見せ方は短調 でも終盤にかけての音楽とともに物語が高揚していく感じはよかった、けど主人公の友達が主人公をドローンで捕まえようとする時に嘘を付いて普通の人間みたいな振る舞い方をしたのは確実に設定とズレていて萎えた

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2016年9月15日

    絶対的に管理された世界、選ばれし若者…YAファンタジーSF原作のパターンですな。そこの指導者がメリル・ストリープ、主人公を導くのがジェフ・ブリッジス。脇にはケイティ・ホームズやアレキサンダー・スカルスガルド。これもパターン。但し、シリーズものと違って話はごく単純。偽りの善き世界で、タブーとされる過去の記憶を伝授された青年が人間らしさに目覚めてく。モノクロ画面が徐々に色付いていったり、テーマを説明する映像がどっかのCMみたいで薄っぺらいけど、中学生くらい向けだと思えば非常にわかりやすくて良いんじゃないでしょうか。主役ブレントン・スウェイツやキャメロン・モナハンなど若手キャストはみんな可愛い。

  • hiroro312
    hiroro312 3 2016年2月27日

    アメリカの中学生が、英語の授業で読書させられる名作。よくもこのような世界を1993年に文字で表現していた。原作を読んでから、ずっと、もしgiverの世界が実在したらどうなるのかを考えることがあったが、それを映像化してくれて、感動した。苦痛、争いの苦悩であったり、それを愛と勇気を用いて克服したり、人間とは何なのかを、性善説と性悪説で、描写している、非常に考えさせられる映画。作者は人間を性善説的に見ているが、人によってはユートピアの方が良いのではと思う人もいるのでは。老人は年をとると解放という名目で処刑され、障害者も異端児も全員処刑され、清く正しい秩序のみが存在する社会も実は良いのかもしれない。

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