
『海街diary』の感想・評価・ネタバレ
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温かくて素敵な作品だった。 今までの生活に腹違いの妹が加わり、四姉妹の時間が流れていく。 是枝監督は色んな形の家族の在り方をテーマした作品が多いけど、今回は姉妹。 姉妹一人一人の役割がある感じが良かった。 梅干しや梅酒を作ったり、花火をしたり、姉妹達と一緒に一年を見ると「生きているモノには手間がかかる」という言葉がストンと入ってくる。
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やっぱ原作コミックだな〜〜って感じ。 姉妹の美しさと、鎌倉の景色、#丁寧な暮らしって感じには憧れるけど。是枝監督だと万引き家族とか誰も知らないの方が好きだったな
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テレビでみた。ふわっと着地して終わった。
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一人一人の表情の変化から、家族って何…絆って何…と考えさせられる映画。 すずやお母さんが来たことで、それぞれが心の中に抱えていた葛藤が明るみになりつつも、それらをお互い分かち合っていく…。 こんな綺麗ごとじゃ済まないかもしれないけど、それを綺麗な形のままおさめているところが良い。 映像も表情の撮り方も、とても綺麗。 なんと言っても、大好きな江ノ島鎌倉エリアの美しさがたまらない…
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リアルなやり取りが心地よくて綺麗な映画だった。
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こんな死と隣合わせの(死ぬかもしれない、ではなく死を生きながらに抱えていく)生き方をしていないから不思議な感覚を覚えた。俺にとって、死は遠い所に引っ越すのと変わらない感覚で。友達がどこかに転校しちゃってもう会えなくなるのも自分にとっては死同然だった。だから悲しみのカテゴリーとしては死も転居も別れとして同じだと思った。これはきっと死後の世界があると信じているからなのかもしれない。あっちで元気にやってるといいな、なんて想いを馳せる様子はその<あっち>が海の向こうでも空の向こうでも変わらない。 でもこれって、他人の人生を受け入れる程のキャパシティの無さから来る考えなのかもしれない。死、というのはこの映画を見ても分かるように、人々の中で「関係を持った存在」から「思い出・記憶」へと昇華する儀式だ。でも俺が思い出や、過去を重要視出来ていないから、死を特別に考えられていなかったのかな。 俺は<ある人>は自分にとっての<ある人>であって、それは見る人によって変わるから普遍的存在ではないと思っている。つまり<ある人>はその人の周りの人間の数だけ存在するし、そのようにしてこの世界自体が生命の数だけ存在している。パラレルワールドの絨毯のようになっていると考える。だから何かを知った時、それは元々あったものを知ったというよりも、新しいものが自分の世界に取り入れられた、と感じるほうが理に適う。このような考え方は傲慢で自分だけが全てという価値観に陥りがちという気もするが、<無知の知>も自分の世界に取り入れれば良いだけの話。こうした世界では出会いも別れもその理由が死別であれ転居であれ喧嘩であれ、自分の世界から出ていくという行為と変わりない。どっかで元気にやってればいいな、という感覚で思い出せる(これは死後の世界があると信じる、の話と繋がる)。このように考えると自分の場合、思い出に昇華するタイミングや、この映画のように過去を赦すタイミングは自分で決めないといけない。このようなきっかけは外的要因では得られないということになる。でもいつかきっと、笑って送り出す飲み会のような「送別会」と、堅苦しい「葬式」とを別に理解しないといけなくなるのかな。じゃないとその後の「◯回忌」やお参りとか俺する意味ないもん。
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4人姉妹美しすぎた!! 縁側で4人揃って梅 集めてるシーン好きだなぁ。 ささいなことで揉めるところは姉妹っぽいけど。お互い困った時には助け合ってみんなで協力してる感じが良かった。 幸が親と同じことをしようとしてるのはひやっとしたけど。 広瀬すずの役目がすずなのは気になった(笑) #ネタバレ
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是枝監督の本を読んで、何か見たくなったので卒論終わりに借りた。豪華な女優陣で固めた系のやつかと思ってたけど、すごく繊細だった。一つの言動で考え込んでしまったりする登場人物一人一人の感情がすごく伝わってきたこれが映画の力か〜監督の意図がわかるほのぼの深映画
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何回も見てしまう雰囲気の映画。お色気担当の長澤まさみと不思議系担当の夏帆がとてもお気に入りでした。原作も読んでみたいと思った。
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4人の姉妹にしても、映像にしても、ストーリーにしても、ただただ綺麗でした。 ので、僕は物足りなかったです。
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淡々とした日常を背景に生きていくことが描かれている。親はどんなだって親なんだなぁ。四姉妹みんなにそれぞれ共感できる部分もあり、あたたかい気持ちにもなれ、後味の良い素敵な作品。
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個性があり美しい四姉妹。 でもそんなに去った父親を引きずるものなのかと疑問。
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2016/07/06 DvD
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鎌倉と古いおうちと個性的な姉妹たち がよかった
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きちんと見れてないが、自然体で、でも幸とすずの葛藤があって、深さを感じた。
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20160617 あたたかい物語
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グッドな女優さん達と、静かで淡々としたストーリーと、美しい鎌倉の景色。うーん、なごんだぁ〜(^_^)
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金曜ロードショーにて。これは可愛くて美人な4人を楽しむ映画だわ。是枝監督は自然な美しさを映すのがうまいのかな?生きてることの尊さを感じた。
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心が温かくなる映画。 やっぱり好きだなぁー。是枝監督。 鎌倉に住む、ある家族を切り取ったような映画だけど 美しくて、優しくて。。 何度も見返したくなります。
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すず良い子すぎでしょ。姉ちゃん達みたいな人間くさいとこが足りない。 あとは長澤まさみの足がながい‼‼ 長女と末っ子の映画。
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