シェルブールの雨傘

シェルブールの雨傘

Les parapluies de Cherbourg
1964年製作 フランス 91分 1964年10月4日上映
rating 3.6 3.6
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『シェルブールの雨傘』とは

ジャック・ドゥミ監督と女優カトリーヌ・ドヌーブが一大傑作のミュージカル。全編が通常の台詞を挟まず、音楽と歌のみで展開する。第17回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。音楽はフランス映画音楽の巨匠で、ジャック・ドゥミ監督作品も数多く手掛けたミシェル・ルグラン。主題歌は後世に渡り様々な歌手にカバーされている。 2009年にはデジタル・リマスター版が公開された。

『シェルブールの雨傘』のあらすじ

舞台はフランスの港町、シェルブール。自動車修理工のギイと、シェルブール雨傘店の娘であるジュヌヴィエーヴは愛し合い、結婚を誓い合う仲だった。しかしギイの元にアルジェリア戦争の徴兵令状が届き、ギイは2年間の兵役を余儀なくされる。ギイの帰還を待ち焦がれるジュヌヴィエーヴだったが、やがてギイからの音沙汰は途絶えてしまう。そんな中、雨傘店の不況により、店主のエムリー夫人は宝石を高級宝石商のカサールに売ることにする。エムリー夫人に付きそうジュヌヴィエーヴにすっかり魅了されたカサール。そして彼女自身の身体とギイを想う心に変化が訪れ、その運命は大きく変わっていく。

『シェルブールの雨傘』のスタッフ・キャスト

『シェルブールの雨傘』の感想・評価・ネタバレ

  • エミデブ
    エミデブ 4 8月4日

    ゲイに生まれてよかった!って思うことが実は結構ある。その理由のうちの一つに、離れた世代の人と共通の話題を持って繋がりやすいことがある。同じ秋田出身で二丁目では有名なDJがいて、彼は50歳を目前にして長年付き合っていた人と別れ、「人生最大の賭けに出る」と言い、ずっと片思いを続けてる彼氏持ちの男性にアタックするつもりだ。そんな熱い彼がオススメしてくれた映画、シェルブールの雨傘。なるほど、今の彼の状況にもかなりマッチしてるじゃないか。 フランスの港町、シェルブールにて、徴兵を受ける車の修理工場の男と傘屋の娘との儚いラブロマンスを描いたミュージカル。 なんといっても特筆するべき点はその美しさだ。今では世界一汚い観光地とも言われるような国が、なるほどこの美しさに憧れる人がたくさんいたのも頷ける。派手な色彩、水色のボタンダウンのシャツにベージュのジャケットを合わせるセンス。素晴らしい。きっとこの街では道端に落ちているコンドームでさえ芸術だな。 ラストシーン、お互いに未練がありつつも「今は幸せだよ」というこういう大人のラブロマンスがドストライク。そんでガソリンスタンドのEssoさえも美しくするこの魔力は一体なんなのだ!

  • デラシネ
    デラシネ 4 2017年11月28日

    おしゃれとロマンスをありったけ詰め込んだミュージカル映画。 全編が歌で構成されているという変わった作り方をされています。 ジャズやシャンソンをメインに作られた歌と、60年代のファッションがとてもマッチしていて本当に素敵です。 劇中で描かれることは決して明るいことばかりではありませんが、だからこそ見終わった後に余韻を残すのでしょう。

  • apn

    お洒落!!! どの場面も配色にこだわりがあってすてき! ラストも現実的でよい

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