はじまりのうた
はじまりのうた
Begin Again
2013年製作 アメリカ 104分 2015年2月7日上映
rating 4.1 4.1
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『はじまりのうた』のDoraの感想・評価・ネタバレ

Dora

お気に入りの映画が一つ増えた。この時期の音楽映画といえば「君が生きた証」もやっていて好きだったけど、正直これが被せられたのが可哀想に思えた。音楽がとても良いのに加えて映画自体も文句ない。キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロがくっつきそうでくっつかない感じ、音楽を通じて人に伝える、伝わる、乗り越える、、、。音楽を大事にしたくなる、もっともっと聴きたくなる、ハートフルな音楽愛が良い。アダム・レヴィーンの歌声はすごいな、これ観た後サントラをよく聴きます。BD買いたいなと思うほどの良作だった。 2018/4/22 BD鑑賞 3,4回目くらい。何度観ても良い。グレタの皆に無償の愛を与えられる器用さと同時に持つ弱さ。その弱さを自律しながら向き合っていく。なんか、途中ボロボロになってもグレタの芯はちゃんとある感じがすごく強く感じるんだよね。報酬を求めず、「時間を楽しむ」無形を愛す女性らしさ。対するデイブの男っぽい考え方もすごい分かる。頑張ってグレタとよりを戻そうとしても、それじゃあお互い分かり合えないよね、ってもどかしくなる。グレタと付き合いたいけど、彼の人生の軸は「仕事」であり「成功」なんだよね。グレタはそんな男性を熱心に支えるタイプではなくて、ただ今を楽しみたいだけだから、あの2人はもうデイブが売れてから付き合っていくのは無理になっちゃったんだ。デイブがミムと浮気しなくても、デイブが仕事に恋した時点で2人の関係は終わってたんだ。 グレタを支えるスティーブ、グレタが支えるダン。音楽って異文化人をくっつける力を持っていて、ただの友達としては仲良くなれないような相手とも同じ時間を過ごせたりする(軽音サークルのカオスさからも分かる)。そういう力でコミュニケーション不足になってた親子や夫婦の関係性も、自分の中に作ってた壁を「まあいいや」って思わせてくっつけさせてくれる。グレタは音楽の力をよく分かってた。ダンは仕事としてじゃなくて、生活の中での音楽の力をグレタから教わるんだ。グレタの周りがめっちゃ彼女に影響されていて、グレタが主人公なようだけどヒロインな映画だなぁ。