ビッグ・アイズ
ビッグ・アイズ
BIG EYES
アメリカ 2015年1月23日上映
rating 3.4 3.4
179 102

『ビッグ・アイズ』のSatoko Suzukiの感想・評価・ネタバレ

Satoko Suzuki
Satoko Suzuki 4 2015年3月7日

2015/03/05 ちょっと不気味な「ビッグ・アイズ」と呼ばれる絵を描いた、ゴーストペインターの実話。って事で、素直に観ると、うん、ティムらしさが薄いけど、ちょっとコミカルで、インテリアは可愛いし、音楽も(安心のダニー・エルフマン)最高。、、、ってくらいのものですが、深読みすると、スゴく納得のティムバートン映画でした! ティムは徹底的にマイノリティーに優しい。何故なら、自分が子供の時から、不気味な絵を描いているオタクで、常に周りとの違和感を感じていたから。よって、当然この映画の主人公、マーガレットに自分を重ねただろうし、逆にまた、ずる賢い夫のキャラクターにも自分を重ねて、客観的な分析で世の中を渡る術も持っている、と思える。この夫婦は二人とも、ティムの代弁者。一番伝えたかったのは、アメリカの大衆文化への皮肉ではないのか?自分の目で判断せずに、マスコミに踊らされるままに、その表面だけを「好き」と捉えて、右へならえの大流行。(ああ、この構図、「シザーハンズ」でもあったなあ) 結局、ウォーホルのアート性だって、そういうものから始まっているのかも。そういうものに巻き込まれた(巻き込んだ?)主人公たちが被害者だったのだろう。ティムはいつも「大衆」というものを冷ややかに見ている気がしてならない。 、と小難しく考えてみると、すごく面白いし、いかにも、なティム映画なのでした。 個人的見解なので、まるで的外れの可能性大ですね^_^;