網走番外地 (1965)

網走番外地 (1965)

1965年製作 日本 92分 1965年4月18日上映
rating 3.5 3.5
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『網走番外地 (1965)』とは

伊藤一の小説『網走番外地』が原作。この小説は伊藤自身が1年超の服役経験を基に出所後に出した実録物の小説。実は1959年にこの小説を原作とし、原作の内容をほぼ忠実に再現した『網走番外地』という映画が公開されていた。しかし、東映版である本作品は題名こそ同じものの内容は原作とは異なっている。高倉健の代表作ともいわれる本映画シリーズは常に興行収入ランキングでも上位に入り、その後計18本作られることとなる。

『網走番外地 (1965)』のあらすじ

冬の網走刑務所。今日も新人りの囚人たちが二人一組で手錠につながれ、腰ひもでも繋がれている。汽車を降ろされ、そこからトラックで網走刑務所に護送される。その中に橘真一もいた。橘は極貧の農家の生まれ、母は自分と妹を食べさせるため、国造という男と結婚したが、橘はこの男の横暴に耐え切れず家を飛び出してやくざになっていた。親分のために傷害事件を起こし懲役三年を言い渡され網走刑務所に送られた。一方橘とつながれていた権田は前科五犯。二人が入った雑居房では殺人鬼として名高い「鬼寅」の弟分だという依田が全体を仕切っていた。雑居房で乱闘騒ぎを起こし、独居房に入れられた橘のもとに妹から母親が国造の虐待で寝付いたことを知らせる手紙が届く。

『網走番外地 (1965)』のスタッフ・キャスト

『網走番外地 (1965)』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2015年2月18日

    いつかは観なきゃと思い先延ばしにしてきた本作。渋い高倉健目当てで鑑賞したのですが、この頃はまだちょっと若め。若造、という感じでした。次回以降からはどんどん渋くなってくるので期待が持てます。 ストーリーは古典的な脱獄モノ。網走の寒そうなところで囚われた受刑者たちが脱獄を企てる、というものです。この受刑者たちも最高に渋い面子なんですね。田中邦衛がチンピラみたいな役で出ちゃう辺りに歴史を感じます。

  • mince

    極寒の網走監獄に収監される前科者の群れを繋ぐ鎖、雑居房、軋轢。歪んだ仲間意識下でのぞく人間のエゴが脱走に及び同情はついに追うものと追われるものに「網走番外地」梅田7。先に「続~」を塚口で昨年暮に観た。そのイメージとは違う硬派なアクション本作。高倉健の魅力を感じたのは「続~」の方。2014年12月27日 監獄という閉じられた世界をさらに密閉する豪雪。 冬の網走を白黒映画にしたのが効果的。 雪の中を疾走するトロッコのシーンがカッコ良い。 丹波哲郎や田中邦衛、すべての俳優さんが好演。嵐寛寿郎が渋い。 「続~」の痛快さなどは微塵もない。 高倉健のイメージを決定づけたヤクザで硬派な側面はまだ芽を出したところと言った感じ。 やっぱしスクリーンはすごい。

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