ソロモンの偽証 前篇・事件
ソロモンの偽証 前篇・事件
2015年製作 日本 121分 2015年3月7日上映
rating 3.4 3.4
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『ソロモンの偽証 前篇・事件』のsouthpumpkinの感想・評価・ネタバレ

southpumpkin
southpumpkin 3 2017年5月28日

一人の少年が屋上から飛び降りて死亡、警察や学校は自殺とするも、同級生が犯人であるとする告発文が届く。警察官の父を持つ、正義感の強い少女は良心の呵責に苛まれた末、仲間たちと学級裁判を開廷することを決心する。 大人たちのエゴイズムに振り回される子供たちは反旗を翻し裁判の準備を始める。中学生たちの精神的一致団結はまるで青春映画のようです。若者が政治に対して大きな声をだし、それを嘲る周りの人々。どこかのニュースで見たかのような話です。若者たちが良いとされることをしているのか否かは僕にはわかりませんが、声を上げること自体への非難は間違っていると思います。 意外にも暴力描写に手抜かりがありません。特に男性の女性に対する暴力が目に余ります。子供たちの多い映画の中でそういったシーンに意識が流れるのは非常にまれであると思います。 俳優陣の演技が素晴らしい。主演の藤野涼子を発掘しただけでも本作には大きな価値があります。転落死する少年、言葉少なながら吸い込まれるような目をしている。 ばら撒かれる謎にやや訴求力を感じません。容疑者があまりに少なく、注意してみれば真犯人と思われる怪しげな人物が容易に導くことができるからです。後編で僕の予想を超える展開があれば、後編の星を3.5、無ければ3にします。