国民の創生

国民の創生

The Birth of a Nation
アメリカ 1924年4月25日上映
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『国民の創生』とは

映画創生期の名匠グリフィスの、『イントレランス』と並ぶ記念碑な作品。本国アメリカで1915年公開。無声映画である。南北戦争を背景に、南部と北部2つの家族が、親しい仲から敵対する相手へと変遷してゆく様を描いた一大叙事詩である。人種間の抗争が両家の男女の仲を引き裂くという、ヒロイックな物語でもある。ただし、現代の観点からみれば問題もある。黒人の奴隷が白人の娘をレイプしたり、黒人排除を推進するKKKを肯定的に描いたりと、白人の視点から描かれているためである。

『国民の創生』のあらすじ

第1部。北部出身のストーマン家のフィルとタッドは、南部のキャメロン兄妹を訪ねる。フィルはキャメロン家の妹マーガレットと、キャメロン家の兄ベンはフィルの妹エルシーと愛しうようになる。だが、南北戦争が始まりフィルは北軍に参加、タッドは戦死する。南部のベンは、フィルの捕虜となるが、エルシーの看護により助かる。第2部。フィルの父オースティンは、南部へ移住し、キャメロン家の隣に住まう。南部では、リンカーンによって黒人が解放されたばかり。黒人のガスは、ベンの妹フローラを誤って殺してしまう。激怒したベンは、白人至上主義の団体クー・クラックス・クラウンを立ち上げるのだった。

『国民の創生』のスタッフ・キャスト

『国民の創生』の感想・評価・ネタバレ

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 0 2015年1月25日

    年間140本もの短編作品を作った映画の父デヴット-ワーク-グリフィスは190作目にして長編作品を発表 カットバックや同一進行のモンタージュ等 現在に至るまで使用されている映画技法を詰め込み 南北戦争で引き裂かれた男女の物語を描き それは現在の目で観ても素晴らしい、、のですが、、同時にこの作品はアメリカ映画最大の恥とまで言われる程に人種差別思想が激しくKKK擁護を臆面も無くやっています、この作品の大ヒットを期に当時廃れていたKKKが復活した事実もあり 映画の造りは凄くて傑作だし その後の映画の文法を確立した功績はデカイのだけどマイナス要因のデカさも半端無く 評価に困ります。

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