カフェ・ド・フロール
カフェ・ド・フロール
Cafe de Flore
2011年製作 カナダ・フランス 120分 2015年3月28日上映
rating 3.5 3.5
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『カフェ・ド・フロール』の感想・評価・ネタバレ

  • Coharu

    時代とか人物とかが行ったり来たり映し出されて始めはぼんやり観てる感じ。最後の最後に はっ!って気付かされて、でも結末ではやっと前世からも今の苦しみからも解き放されたのかなって思えて 騒ついてた心も落ち着いて。水とか光とか音楽とかの描写が誰かしらの心を映し出しているかのようでした。

  • えりこ
    えりこ 4 2015年9月11日

    1969年のパリと、現代のモントリオールという時間も場所も異なった世界での二つの物語が進んでいきます。 一体どういう繋がりがあるのだろう?とずっと気になりながら見入りました。 繋がったとき、ああ…そういうことだったんだ…と、何だか深いため息をつきそうになりました。 こういう繋がり方、好き嫌いが分かれるかも知れませんが、私の好みど真ん中でした。 タイトルは同名のカフェも実際にあるようですが、同名タイトルの曲から来ていて、主人公が好きな曲として劇中で使われています。これがなんとも言えない、まったりゆるーい感じでいい曲で。 登場人物もみんな好き。 DVD特典でもうひとつのエンディング、というのがありますが、これが衝撃的!!! これが良いと思う方も居るかも知れません…^^;最初はこちらのエンディングでずっと決まっていたそうですが、紆余曲折を経て、公開版となったそうです。

  • 割れ煎餅
    割れ煎餅 4 2015年5月19日

    全く繋がるはずのなさそうな二つの話が最終的には繋がるわけですが、なるほど、そういう事でしたか、ソウルメイトとか考えた事なかったけど、どうなんだろうと思ったり、となると自分は誰なんだろう??? エンディングでも気になる描写があったんですが、解らず仕舞い…感動して泣ける映画かと思っていましたが、全く違いました。

  • YU66 RAMONE
    YU66 RAMONE 5 2015年4月25日

    数少ない魂を揺さぶられる映画です。 運命やソウルメイトと言われる結びつきを信じざるを得ないスピリチュアルや、現代のモントリオールでDJをしている主人公アントワーヌの音楽について語る言葉全てが震えます。 1969年パリでの主人公 ジャクリーヌの息子に対しての愛情の強さには脱帽です。 過去に深く傷ついた経験がある人にはたまらない作品です。別れた妻 キャロルの悲痛さにたまらなくなります。 そして全く期待していなかったサントラでしたが、極上です!!! シガーロス、キュアー、NIN、ピンクフロイド… めちゃくちゃ格好良かったり、めちゃくちゃ泣けます。 ですが意外に一番はDJの父親がかけた曲ではなく娘が父親にムカついて爆音で鳴らした曲、たまりませんでした。

  • tophelos
    tophelos 0 2015年4月22日

    2015/04/04 シネリーブル梅田 「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・ヴァレ監督が、「ダラス…」の前に撮った作品。予告編やプロモーションなどから、いわゆる「感動作」的な印象を受けていたのだが、そんな生易しい単純な映画ではなかった。確かに感動作と受け取る人も多いだろうが、ラストに「???」となる人もいるだろう。ある意味「トラウマ映画」とも言えるかもしれない。物語は現在のカナダと過去のパリという決して交わらない二つの場所、時間軸を織り交ぜながら描かれるのだが、この二つの物語の繋がりをすんなりと受け入れらるかどうかで受ける印象が大きく分かれる事になる。個人的には素直に感動というよりは、複雑な味わいを残す映画だった。

  • HM world-traveller
    HM world-traveller 2 2015年4月11日

    1960年代のパリ,ダウン症の息子を溺愛する母。現代のモントリオール,DJとしての地位を確立した40代の男性とその前妻。2つの時代の2つの物語から成るお話。うーん、正直な感想としては、輪廻転生というにはちょっと唐突じゃないかなと思う。信じてはいないけど、そういうスピリッチュアルな話は映画や小説の素材としては嫌いじゃない。というか、むしろ好物のひとつ。でも、つなぎが胡散臭すぎてあんまりかと、、。パリの裏通りや年代を感じる古びた建物が醸し出す雰囲気と音楽は良かったし、テーマもいいのに、もうちょっと違和感無く上手に繋げなかったのかなぁ。思うに、テーマの割りに軽くて不自然に丸く収めた感がある最後の持っていきかたが説得力を落としてしまってるんじゃないだろうか。輪廻転生にふさわしい、はかりしれない奥行きを感じさせる重い結びのほうがしっくりきた気がします。自分の愛の記憶にどう折り合いをつけるのかというテーマはわかるけど、私はノレなかった、残念。でも、好きな人はきっとすごく好きだと思う。執着という形の愛情表現やヴァネッサ・パラディの演技はとても良かっただけに個人的にとても惜しい作品。

  • 最新映画感想BOT
    最新映画感想BOT 4 2015年3月26日

    誰が言ったかわからないけれど「もし愛するものができたなら手放しなさい。そしてもしあなたのもとにまた戻ってきたらそれは一生あなたのもの。もし戻ってこなかったなら運命ではなかったということ。」という言葉があるのだけど、この言葉は『カフェ・ド・フロール』をとてもうまく説明している言葉だと思うの。 愛とは誰かに執着することだけども、同時に手放すということを学ぶことでもあるんじゃないかな。この作品は人間の奥深くにある感情を表現していて、私がここ数年観てきた映画で一番の作品ね。時間軸が戻ったり遡ったり、主人公のこころの声が響く中で観客は自分自身を見つめ直すことになるの。