ザ・トライブ

Plemya
2014年 ウクライナ 132分
rating 3.9 3.9
42 100

「ザ・トライブ」のあらすじ

ピュアで、過激で、 パワフルな純愛が暴走する ろうあ者の寄宿学校に入学したセルゲイ。 そこでは犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、入学早々彼らの洗礼を受ける。何回かの犯罪に関わりながら、組織の中で徐々に頭角を現していったセルゲイは、リーダーの愛人で、イタリア行きのために売春でお金を貯めているアナを好きになってしまう。 アナと関係を持つうちにアナを自分だけのものにしたくなったセルゲイは、組織のタブーを破り、押さえきれない激しい感情の波に流されていく…。

「ザ・トライブ」のスタッフ・キャスト

「ザ・トライブ」の感想・評価・ネタバレ

  • o325
    o325 4 2016年11月20日

    ウクライナ映画 族(トライブ)が支配する序列の厳しいろうあ者のみが通う寄宿学校。そこは犯罪や売春の温床に...セルゲイは、何度か犯罪に手を貸すうちに組織内での地位を確立していく。次第に彼は族のリーダーの愛人の一人で、売春をしているアナに夢中になり始め... なんでしょうか、二度と観たくない映画と言うのは映画好きの人の中にも多くあるでしょうが...この作品断トツの1位です。 全編通して、手話のみでの会話、字幕もなくかつてない挑戦的な映画です。かつそれが活きてくる映画でもあります。ただどうしても受け付けない要素があり、映画鑑賞中に吐き気を覚えたのは初めてでした。 純粋であることは、善ではない、しかし悪でもない。見事な映画であることは確かです。

  • Ryohei_Shiota
    Ryohei_Shiota 3.5 2016年7月26日

    耳が聞こえない恐怖が、喋れないからこその感情がより伝わってきて面白かったです。

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2016年7月16日

    全編字幕なし手話のみだけど、むしろ音や色といった「背景」に意識が向いた。ワイド画面を水平移動する長回しや、固定したロングショットによるモブ的な距離感は、やがてミディアムショットが増えると共に窮屈な圧迫感に変わっていく。似たような黒い私服の少年たち、制服の少女たち。横長のフレーム内で狭い廊下と階段を列をなして歩き、客車の通路や大型トラックの隙間を通り、檻のように並んだ個室に帰る。視野が限られた空間で、加速して暴走するボディランゲージと荒々しい物音。敢えて聴こえる者にとって暴力的なのは、音の方だ。少年は外から来て外へ繋がる扉を壊してゆく。そんな悲劇的なイニシエーションものの一つ。 背景には古ぼけた青と黄色(ウクライナ国旗カラー)。そして決闘のギャラリーが暗い廃墟に雛壇のように並び、手だけが浮かび上がってまるで鳥の羽ばたきに見える画は一番刺激的だった。凍結して黒光りする道路とか、黒(闇)のコントラストで引き締まった画作りに惹かれる。

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